K-POP女性アイドル界の“今の序列”が、もはや隠しようもないほど鮮明になってきた。
その手がかりになるのが、韓国企業評判研究所が毎月発表している「ブランド評判」ランキングだ。
ブランド評判指数は、消費者のオンライン上の行動習慣がブランド消費に大きな影響を与える点に着目し、ブランドビッグデータ分析を通じて算出される指標のこと。
結論からいえば、今年1月から4月までの流れで見えてくるのは、IVE・ウォニョンとBLACKPINK・ジェニーがトップ序列を形成する二強時代ということだ。
ただ、その一方で、彼女たちのすぐ下では、aespa、BLACKPINK、IVEのメンバーたちが入り乱れる激しい3位争いも続いている。
トップの序列はある程度固定化しつつ、その直下は流動的。いまの女性アイドル個人戦のおもしろさは、まさにこの“固定化と流動性の同居”にある。
完全な二強時代に突入?
まず、1位の推移だけを見ても、それはかなり明確だ。

1月はウォニョン、2月はジェニー、3月は再びウォニョンが1位に返り咲き、その勢いのまま4月もウォニョンがトップだった。4カ月のうち、ウォニョンが3度の首位を獲得し、ジェニーが一度それを止めた格好だ。
しかも、2位まで広げて見れば、1月から4月までトップ2はずっとこの2人で占められている。順位の入れ替わりはあっても、結局のところ、今年の女性アイドル個人ブランド評判は、この2人を中心に回る序列になっているということだ。
その中でも、ウォニョンの強さはやはり安定感にある。
1月に1位、2月は2位に下がったが、3月にはブランド評判指数916万195ポイントで再び首位に。4月も722万6014ポイントで1位を守った。
特に4月は、分析対象となったビッグデータ総量自体が前月比11.67%減少していた。それでも首位を維持したという事実は、ウォニョンの話題性が一過性ではなく、かなり強固な地盤を持っていることを示している。
広告、モデル活動、ビジュアルイメージ、そして“ウォニョン的思考”のような固有の言語まで含めて、彼女はすでに単なるアイドル個人を超えたブランドになっている。
一方で、ジェニーの強さは少し違う。

彼女は1月2位、2月1位、3月2位、4月2位と、4カ月すべてで2位以内を維持している。トップ奪取は2月だけだったが、存在感そのものはまったく揺らいでいない。
むしろジェニーの場合、韓国国内のブランド評判でありながら、その背景には常にグローバルな話題が絡んでくるのが特徴だろう。
4月にはアメリカの有力誌『タイム』の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれたことまで言及されており、彼女のブランド価値は韓国のアイドル市場の中だけで説明しきれない広がりを見せている。
ウォニョンが“韓国国内での絶対的安定感”を持つ存在なら、ジェニーは“世界規模の話題を国内の評判に接続できる存在”だといえる。
3位は目まぐるしく変動
ただ、今年の女性アイドル個人ブランド評判で本当におもしろいのは、1位争いよりむしろ3位争いかもしれない。
なぜなら、1月から4月まで、3位の顔ぶれが毎月すべて違うからだ。
1月はaespa・ウィンター、2月はBLACKPINK・リサ、3月はBLACKPINK・ロゼ、4月はaespa・カリナとなっている。トップ2は固定されているが、そのすぐ下は毎月激しく入れ替わっているわけだ。

これは、トップ2の序列は見えつつある一方で、その直下はまだ固まっていないことを意味する。
この3位争いを見ていると、各グループの“個人戦の厚み”の違いも見えてくる。BLACKPINKはジェニーだけでなく、ロゼ、リサ、ジスまで毎月上位圏に入り込む圧倒的な層の厚さを持っている。
IVEもウォニョンだけでなく、ユジン、リズ、レイらが安定して上位に入り、チーム全体の個人ブランド力の強さを示した。aespaもまた、カリナとウィンターを中心に、ニンニンまで食い込むなど、3位争いの常連として存在感を見せている。
つまり、1位争いはウォニョンとジェニーの二強でも、3位争いはBLACKPINK、IVE、aespaの主要メンバーたちが絶えず位置を入れ替える混戦なのだ。
この構図は、いまの女性アイドル市場の空気をかなりよく映している。絶対王者が一人だけ抜けている時代ではない。かといって、完全な乱戦でもない。トップにはウォニョンとジェニーという明確な二強がいて、その下には話題や活動内容によっていつでも序列をひっくり返せる有力メンバーたちが控えている。
固定化と流動性が同時に進んでいるのが、いまの女性アイドル個人ブランド評判の特徴なのだろう。
この二強体制と激しい3位争いは今後も続くのだろうか。1~4月の流れを一気に変え、現在の序列を崩すアイドルが現れるのか、今後も目が離せない。
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