ガールズグループizna(イズナ)のバン・ジミンが、あらためてK-POP第5世代の“顔”として注目を集めている。
ファッション誌『ELLE KOREA』が4月21日に公開した写真で、バン・ジミンは深い眼差しと繊細な表情演技を見せ、「画報職人の誕生」とまで評された。
シンプルな装いさえ洗練されて見せるビジュアルは、まさに“グローバルZ世代の追求美”そのものだった。
本人もインタビューで「ファンの方々が撮ってくれたステージ写真を見ると、その時の自分が一番綺麗だと感じる。その瞬間を見ると、“私はやっぱりステージに立つべき人間なんだな”という自信をもらえる」と語っており、単なるルックスの話題にとどまらない、自己確信までにじませていた。
「イバンウォン」は定着するのか

ここで思い出されるのが、第5世代ガールズグループのビジュアルラインとして注目を集めた「イバンウォン」だ。
Hearts2Heartsのイアン、iznaのバン・ジミン、ILLITのウォンヒ。3人の名前の頭文字を取ったこの呼称は、2025年10月に放送されたバラエティ番組『驚きの土曜日』(原題)をきっかけに広がった。
韓国メディアは当時、イアンの「生まれながらのアイドル」らしい華やかさ、バン・ジミンのクールな“猫顔”、そしてウォンヒの清純で愛らしい魅力が合わさって、「イバンウォン」が完成したと紹介していた。

ただ、「イバンウォン」は、「チャンカソル(IVEのチャン・ウォニョン、aespaのカリナ、NMIXXのソリュン)」のように、すでに誰もが疑わない完成済みのビジュアル呼称ではない。

この点をかなり冷静に整理していたのが、『女性東亜』の記事だった。
昨年12月、同誌は「イバンウォン」(朝鮮王朝の第3代王・太宗の本名と同じ)について、まず「一度聞いたら忘れにくい強烈なネーミング」だとしながらも、「その名に見合うほどの存在感をまだ十分に示せてはいない」、つまり“その名にふさわしい圧倒的定着までは至っていない”と分析していた。
さらに、『驚きの土曜日』以降もポータルサイトで「イバンウォン」という単語を使った芸能記事は多くなかったと指摘し、ネット上では話題になっても、まだ一般的な呼称として定着したとは言いがたいと見ていた。
この分析はかなり重要だろう。要するに、「イバンウォン」は一時的に盛り上がったネット造語ではないが、かといってまだ盤石のブランドでもない。その中間にあるということだ。
だからこそ今、再びこの名前を持ち出す意味が出てくる。実際、3人は現在、それぞれ別方向で“強さ”を見せている。
まず、バン・ジミンは今回の画報で、ビジュアルが単なるファン向けの話題ではなく、ファッション誌の文脈でも通用することを証明した。これは“ステージ映えする顔”から、“誌面でも成立する顔”への格上がりだといっていい。

ウォンヒもまた、ビジュアルの商業性をしっかり示している。
4月20日に公開された韓国のカフェチェーン「トゥーサムプレイス」の新キャンペーンでは、ウォンヒがアクションヒロインに変身し、巨大なマンゴーを斬るような演出の中心に立った。ブランド側は、ウォンヒの「明るく軽快な魅力」が広告の没入感を高めると説明している。
ウォンヒは“可愛い”だけでなく、企業広告の顔としても選ばれる存在になっているわけだ。

イアンも負けていない。最近、Hearts2Heartsの『STYLE』はSpotifyで1億再生を突破し、デビュー曲『The Chase』に続く2曲目の億超えストリーミング曲となった。
それを報じる記事では、イアンのパートから生まれた「イアン行進曲チャレンジ」まで言及されており、彼女が単なるビジュアル担当ではなく、グループの話題性そのものを牽引する顔になっていることがうかがえる。

こうして見ると、イアン、バン・ジミン、ウォンヒの3人は、ただ“顔がいい3人”だから並べられているのではないだろう。イアンは話題性と再生数、バン・ジミンは画報とステージ映え、ウォンヒは広告と大衆親和力という、それぞれ異なる強みを持ちながら、第5世代ガールズグループの“代表”として並び得るだけの現在地にいるのだ。
前出の『女性東亜』もまた、この組み合わせを完全否定していたわけではない。むしろ記事の終盤では、「イアン、バン・ジミン、ウォンヒのビジュアルの合はあまりにも調和している。いずれも“確信のセンター顔”で、目に入ってくる美貌だが、系統の違う可愛らしさだ」と評価していた。
さらに、2026年はHearts2Hearts、izna、ILLITの3組すべてにとって重要な年になると見て、「そろそろワールドツアーに向けて始動すべき年」とまで書いている。
ここがポイントだろう。「イバンウォン」はまだ完成した称号ではないが、だからといって空振りの造語とも言い切れない。3人とも近況が強く、露出の質も違い、しかも所属グループがそれぞれ次の段階に向かおうとしている。

そう考えると、2026年こそ「イバンウォン」が本当に定着するのか、それとも一過性のネット呼称で終わるのかを決める分岐点になる。
第5世代のビジュアル序列をめぐる話は、まだ決着していない。だからこそ、おもしろいのかもしれない。
◇バン・ジミン プロフィール
2005年5月8日生まれ。2010年、5歳でリトルモデル選抜大会の幼稚園部門1位に輝き、幼少期にはドラマ『グッド・ドクター』『リメンバー~記憶の彼方へ~』などに子役として出演。2018年、中学1年生で練習生に。2023年のオーディション番組『R U Next?』では惜しくもデビューを逃したが、翌年の『I-LAND2 : N/a』で最終2位となり、2024年11月にiznaのメンバーとしてデビューした。
◇ウォンヒ プロフィール
2007年6月26日生まれ、本名イ・ウォンヒ。高速バスのターミナルでスカウトされ、オーディションを経てHYBE傘下の芸能事務所BELIFT LABに入社。2023年6~9月に放送されたサバイバル番組『R U Next?』に、練習生期間わずか1カ月で参加し、最終順位1位でILLITのメンバーに。2024年3月25日にミニアルバム『SUPER REAL ME』でデビューした。手先が器用でキーホルダー作りが趣味。
◇イアン プロフィール
2009年10月9日生まれ、本名チョン・イアン。もともとSNSに自撮りやショート動画を投稿するのが好きで、それを見たSMエンターテインメントの担当者からDMでキャスティングの連絡を受けたという。2021年に練習生として入社。2025年2月24日、Hearts2Heartsのメンバーとしてデビューした。明るく活発な性格で、場を盛り上げるムードメーカータイプ。
■【写真】Hearts2Heartsのイアン、“ヘソ出し”始球式


