韓国検察が、BTSなどが所属するHYBEのパン・シヒョク議長に対する警察の逮捕状請求を差し戻した。
4月23日、ソウル南部地検の金融・証券犯罪合同捜査部は、パン議長の逮捕状請求について差し戻しを決定した。
身柄拘束の必要性を裏付ける疎明が不十分と判断し、補完捜査を求めたという。
これに先立ち21日、ソウル警察庁の金融犯罪捜査隊は、詐欺的な不正取引の疑いでパン議長に対する逮捕状を請求していた。パン議長は2019年のHYBE上場前、既存投資家に対して上場計画がない旨の説明を行った上で、特定のプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)に株式を売却するよう誘導した疑いが持たれている。

警察は、この過程でパン議長がPEF側と事前に締結した契約を通じ、上場後の売却益の一部として約1900億ウォン(約200億円)の不当利得を得た可能性があるとみている。
また警察はこれまで、韓国取引所やHYBE社屋に対する家宅捜索を行うなど捜査を進めてきた。パン議長は複数回にわたり警察に出頭し、事情聴取を受けたとされる。


