「ウェディング写真を使わないで」離婚は終わっても、傷は終わらない…韓国スターたちが訴えた“別れの後遺症” | RBB TODAY

「ウェディング写真を使わないで」離婚は終わっても、傷は終わらない…韓国スターたちが訴えた“別れの後遺症”

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「そのウェディング写真、使わないでください。パニックが来ます。たった今、本当に強いパニックが来てつらかった」

離婚から時間が経っても、過去の写真が本人にとって苦痛の引き金になることがある。

【写真】ソ・ユリの別れた元夫「通信費すら払えない」

声優兼タレントのソ・ユリが、元夫チェ・ビョンギルPDとの関連記事で過去のウェディング写真が使われることに対し、切実な思いを明かした。

ソ・ユリは4月27日、自身のSNSを通じて「ウェディング写真を使わないで」と訴えた。複数のメディアが、ソ・ユリとチェ・ビョンギルPDに関する記事を扱う際、2人の過去のウェディング写真を使用したことに不快感を示した形だ。

彼女は2019年にチェ・ビョンギルPDと結婚し、2024年6月に離婚した。2人は離婚過程から金銭的な対立を抱えており、離婚後もその問題は続いている。

ソ・ユリは、チェ・ビョンギルPDが自身から借りた6億ウォン(約6000万円)のうち3億ウォンしか返済していないと主張し、残りの金額を返すよう求めてきた。また、離婚過程で20億ウォン(約2億円)に達する借金を背負い、そのうち約13億ウォンを返済したとも明かしている。

ソ・ユリ
(写真提供=OSEN)ソ・ユリ

最近は離婚合意書まで公開し、事前に合意していた金銭の返済を改めて促した。合意書では、チェ・ビョンギルPDが2024年12月31日までにソ・ユリへ計3億2300万ウォンを支払うこと、支払いが遅れた場合は2025年1月1日から年12%の利息を加算することなどが記されていた。

離婚後に「失語症、パニック障害、うつ」を告白したスターも

離婚は、法的な手続きが終わればすべてが終わるわけではない。

金銭問題、報道、世間の視線、そして過去の写真。特に芸能人の場合、別れた後も“幸せだった頃”を象徴するイメージが、何度も公の場へ引き戻される。

見る人にとっては、ただの資料写真かもしれない。だが本人にとっては、苦しかった時間や、整理しきれない感情を一気に呼び戻すものになり得る。ソ・ユリの「ウェディング写真を使わないで」という訴えは、単なる写真使用への不満ではなく、離婚後も続く心の負担を象徴している。

離婚後の精神的なダメージを明かした韓国スターは、ソ・ユリだけではない。

ガールズグループJEWELRY出身の歌手ソ・イニョンも、離婚後の苦しみを率直に語っている。4月22日に放送されたtvN『ユ・クイズ ON THE BLOCK』に出演したソ・イニョンは、一時期「笑えずに生きていた」とし、「失語症のように話せず、パニック障害とうつがひどかった」と告白した。

ソ・イニョン
(写真提供=OSEN)ソ・イニョン

彼女の場合、離婚だけが単独での原因だったと断定することはできない。過去の騒動、母の死、結婚生活の破綻など、複数の出来事が重なったと本人は説明している。ソ・イニョンは、すべてが一度に押し寄せ、「暗い崖っぷちに立っているようだった」と振り返った。

特に重かったのは、離婚後に自分を「失敗作」のように感じたという告白だ。結婚がうまくいかなかったことを、人生そのものの失敗のように受け止めてしまう。本人の言葉からは、離婚が単なる関係の終了ではなく、自尊心や人生観まで揺さぶる出来事になっていたことが伝わってくる。

もちろん、離婚は誰かの価値を決めるものではない。だが当事者のなかには、周囲の視線や自責感によって、自分を責め続けてしまう人もいる。ソ・イニョンの告白が重く響くのは、その弱さを隠さずに言葉にしたからだ。

同じくJEWELRY出身のタレント、イ・ジヒョンも、離婚とパニック障害について語ったことがある。

イ・ジヒョン
(写真提供=OSEN)イ・ジヒョン

イ・ジヒョンは1月に出演したMBNの番組で、2度目の離婚時に「記事が出るか出ないか」と心をすり減らし、家族が傷つくことへの申し訳なさも重なって、最終的にパニック障害が来たと明かした。

この告白は、ソ・ユリの訴えともどこか重なる。

ソ・ユリは、離婚後の金銭問題をめぐる記事で過去のウェディング写真が使われることに苦痛を示した。イ・ジヒョンは、離婚が記事になるかもしれないという恐怖に追い詰められた。どちらも、離婚そのものだけでなく、それが公に語られ、見られ、消費されることによって傷が深くなる構図がある。

イ・ジヒョンは、「パニック障害がひどいときには、心臓に問題があるのではないかという恐怖に襲われ、救急室へ行ったり、119を呼んだりしたこともある」と話している。また、「以前は運転が好きだったが、今では30分以上の距離を運転するのも怖い」と打ち明けた。

離婚にまつわる傷は、心の中だけにとどまらない。日常生活の行動範囲や、身体感覚にも影響を与える。イ・ジヒョンの言葉は、その現実を示している。

離婚後の視線、借金、生活の崩壊…それぞれの苦しみ

女優兼歌手のキム・ミニも、離婚後にパニック障害を経験したと明かしている。

キム・ミニ
(画像=KBS)キム・ミニ

キム・ミニは2012年に離婚したが、その事実を長く公表していなかった。2024年に出演したKBS 2TV『パク・ウォンスクの一緒に暮らしましょう』(原題)では、離婚を知らせられずに人を避けるようになり、その過程でパニック障害も来たと語っている。

彼女が離婚を隠していた理由には、元夫が病気を患っていたこともあったという。しかし、それだけではなかった。キム・ミニは、自分がひとりだと知られることで男性が近づいてくることへの怖さも明かしている。「知人の夫から夜に会おうと連絡が来たこともあった」と話し、「離婚よりもそれがもっとつらかった」と振り返った。

ここには、離婚した女性に向けられる別の視線がある。

離婚を公表すれば、好奇の目で見られることがある。あるいは、勝手に“ひとりの女性”として扱われることもある。キム・ミニが語った恐怖は、離婚後の人間関係や社会的な視線が、どれほど当事者を追い詰めるかを物語っている。

離婚後のパニック障害は、女性スターだけの問題ではない。

歌手ユ・スンボムは、事業失敗で約20億ウォンの借金を抱え、離婚も経験した後、パニック障害に苦しんだと告白している。彼はかつて大ヒットドラマ『嫉妬』(原題)のOSTで知られ、作曲家としても成功を収めたが、音楽教育事業の失敗で大きな借金を背負った。

ユ・スンボム
(画像=MBN)ユ・スンボム

その時期に妻の流産や会社の崩壊が重なり、最終的に離婚を選んだという。ユ・スンボムは、「事業が崩れたとき、自分が築いてきた名声も、金も、私生活もすべて崩れたようだった」と振り返っている。

さらに、助けを求めに行った先で強いショックを受け、「その帰り道に突然息ができなくなり、全身の力が抜け、汗が出て、数時間ほど地面を転げ回ったようだ」と語った。

ユ・スンボムのケースでは、離婚だけでなく、事業失敗と借金が大きく関わっている。だが、人生の土台が一度に崩れるような出来事のなかで、離婚が心身の限界と結びついていたことはうかがえる。

こうした告白に共通しているのは、離婚が単なる「夫婦関係の終了」では済まないということだ。

ソ・ユリにとっては、過去のウェディング写真がその傷を呼び戻すものになっている。イ・ジヒョンにとっては、離婚が記事になるかもしれないという恐怖がパニック障害につながった。キム・ミニは、離婚を公表できず、人を避けるなかで苦しんだ。ソ・イニョンは、さまざまな出来事が重なった末に、自分を「失敗作」のように感じたと打ち明けた。

離婚そのものがつらいのは当然だ。だが、芸能人の場合、その後も傷が何度も公に引き戻される。過去の写真、報道、コメント、SNSの反応、家族への影響。本人がようやく日常を取り戻そうとしても、外側から何度も過去を突きつけられることがある。

ウェディング写真は、かつては祝福の象徴だったかもしれない。だが、関係が壊れ、争いが続き、心身に傷が残った人にとっては、同じ写真がまったく別の意味を持つ。

ソ・ユリの「使わないでください」という訴えは、過去を消したいというわがままではなく、離婚後も続く苦痛のなかで自分を守るための切実な声に近い。

離婚は終わっても、傷は終わらないことがある。だからこそ、その傷を呼び戻す写真や言葉を、どこまで“ただの素材”として扱っていいのか。彼女の一言は、報じる側にも、見る側にも、その問いを投げかけている。

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《スポーツソウル日本版》

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