1996年に放送されたフジテレビ系月9ドラマ『ロングバケーション』が、放送から30年を経て初めて海外リメイクされることが決定した。制作は香港大手メディアPCCW Media傘下のMakerVilleが担当し、同グループ傘下のViuTVなど各プラットフォームで放送・配信される予定だ。
『ロングバケーション』は1996年4月15日から6月24日まで放送された大ヒットドラマ。結婚式当日に婚約者に逃げられた女性・葉山南(山口智子)が、逃げた相手のルームメイトであるピアニスト志望の青年・瀬名秀俊(木村拓哉)の家に転がり込むところから始まるラブストーリーだ。放送当時は「月曜はOLが街から消える」と言われるほどの“月9現象"を巻き起こし、ロケ地となった東京・隅田川に架かる新大橋には聖地巡礼する若者が集まるなど社会現象となった。最終回では最高視聴率36.7%、瞬間最高視聴率43.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)という歴史的数字を記録している。

リメイク制作についてはこれまでもアジアを中心に高い関心が寄せられていたが、契約締結には至っていなかった。今回はViuTVの開局10周年という節目の年と、約30年前のヒットIPを活用したいという双方の方向性が合致し、契約締結から制作・放送予定の調整まで円滑に進んだという。
香港版リメイク『悠長假期(香港版)』では、ピアニスト・瀬名秀俊役に香港の人気ボーイズグループ「MIRROR」のメンバー呂爵安(Edan Lui)、天真らんまんな葉山南役には人気タレントでモデルの李佳芯(Ali Lee)が起用される。
ViuTVは4月23日に開催した10周年記念イベントで本作を発表。スーパーボールを弾ませ合う象徴的なシーンをモチーフにした演出も披露された。
作・脚本の北川悦吏子は「30年も前の日本の作品。時代は変わりました。見つけてくれてありがとう。どんな風に生まれ変わるか、楽しみです!!」とコメントしている。




