SMエンターテインメント所属のガールズグループaespa、Red Velvet、ボーイズグループ EXOに対する誹謗中傷を目的に虚偽を含む動画を制作および投稿したYouTubeチャンネル「タルドク(オタ卒)収容所」の運営者が、1億7000万ウォン(約1840万円)の損害賠償判決を受けた。
去る4月22日、ソウル地方裁判所第14民事部は、「タルドク収容所」の運営者がaespa、EXO、Red Velvetを対象に人身攻撃の表現が含まれた動画を制作および公開して人格権を侵害したと判断し、各原告に対し計1億3000万ウォン(約1400万円)の損害賠償を命じた。
また、裁判所は、アーティストの所属事務所SMエンターテインメントに対しても、「被告が制作および公開した動画が、原告歌手に関する大衆の認識に直接的な影響を及ぼし、そのイメージとブランド価値の下落につながった」と述べた。
その上で、「原告歌手のイメージと対外的評判は、原告会社の核心資産に該当するため、被告の行為は、原告会社の事業推進および業務遂行に実質的な支障をきたしたといえる」として、4000万ウォン(約440万円)の損害賠償を命じた。
これに伴い、「タルドク収容所」の運営者に対し、計1億7000万ウォンの損害賠償判決が下された。

これに先立ち、2024年4月、SMエンターテインメントは同チャンネルの運営者をaespa、EXO、Red Velvetに対する情報通信網法上の名誉毀損と侮辱などの嫌疑で告訴した。
これにより、「タルドク収容所」の運営者は、2025年1月、仁川(インチョン)地方裁判所で懲役2年と執行猶予3年、社会奉仕120時間、約2億1142万ウォン(約2300万円)の追徴を言い渡された。その後、控訴と上告を繰り返したが、第1審の判決が確定した。
裁判所は、「被告は、チャンネル『タルドク収容所』を通じて、原告歌手に関する虚偽を流布し、人身攻撃ないし軽蔑的な表現を込めた動画を制作、公開して原告歌手を公然と侮辱した。これは単なる意見表明の範囲を著しく逸脱したものであり、原告歌手の名誉と人格権の重大な侵害となる行為だ」と量刑理由を説明した。
これについて、SMエンターテインメントは「今後も所属アーティストを保護するため、さまざまな違法行為、犯罪行為はもちろん、人身攻撃と侮辱・軽蔑表現の使用、虚偽の流布を事とするYouTubeチャンネルに対して、強力な法的対応を続けていく」と伝えた。
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