チャウヌについて、韓国国防部が結論を下した。
去る4月、チャウヌの追徴課税をめぐる騒動を受け、国民申聞鼓(政府への請願サイト)には軍楽隊の再補職(配置換え)の検討を求める苦情が寄せられた。
当時、申立人は「軍楽隊は対外行事や広報活動に繰り返し露出する職務だ。社会的な論議を呼んだ人物が当該職務を維持することは、軍の信頼と将兵の士気に影響を及ぼしかねない」と主張した。
これに対して国防部は当時、「現時点で配置換えの議論はない」との立場を示していた。
その後、チャウヌ側が4月8日に納税に関する公式謝罪文を発表したことで、騒動は沈静化するかに見えた。
しかし申立人は、後続の苦情を通じて「軍楽隊の対外的な代表性と、今後の公式行事への投入の可能性を再検討する必要がある」として、追加の判断を求めた。

だが、国民申聞鼓を通じて公開された5月6日付の国防部の回答によると、配置換えは行われない見通しだ。国防部勤務支援団の監察室は、「当該隊員は『国防部兵士人事管理訓令』第14条(再補職など)で規定する配置換えの事由に該当しないため、現在の職務を継続して維持している」と明らかにした。
国防部は回答の中で、再補職の検討基準についても説明。訓令上の再補職は、事故や病気で現在の職務遂行が不可能な場合、勤務部隊の解体・改編、身辺の脅威の懸念、懲戒処分者、または各軍の参謀総長や海兵隊司令官が必要と認める場合などに限り検討されるとしている。
また国防部は、当事者(チャウヌ)による釈明の有無については「個人の身辺に関する事項であり、プライバシー侵害の恐れがあるため公開を制限する」と説明した。
これに先立ち、ソウル地方国税庁調査4局はチャウヌを対象に税務調査を実施。チャウヌ側は「手続きと結果を尊重し、関連する税金を全額納付した」と発表している。
◇チャウヌ プロフィール
1997年3月30日生まれ。韓国・京畿道出身。2014年に韓国で公開された映画『世界で一番いとしい君へ』で俳優デビューし、その後、現在の所属事務所ファンタジオに練習生として入社。2016年に6人組ボーイズグループASTROのメンバーとして歌手デビューした。俳優としても活躍しており、ドラマ『私のIDはカンナム美人』『新米史官ク・ヘリョン』『女神降臨』『ワンダフルワールド』などに出演。
■【画像】軍広報の顔になるはずが…韓国国防部、チャウヌを“切り捨て”


