BTS・JUNG KOOKなどの個人情報を盗用し、資産を奪おうとしたハッキング組織のリーダーが韓国へ送還された。
韓国法務部は5月13日、警察庁と協力し、中国国籍のハッキング組織のリーダーA容疑者(40)をタイ・バンコクから仁川(インチョン)国際空港を通じて送還したと発表した。
捜査当局によると、A容疑者らは2023年8月から昨年4月にかけ、韓国政府や公共機関のウェブサイト6カ所をハッキングし、個人情報を奪取。入手した情報を悪用して被害者名義の格安スマホを不正に契約し、本人認証の手続きを突破する手法で金融口座や証券口座にアクセスしていたという。
これまでに確認された被害規模は、総額で約380億ウォン(約40億円)にのぼるという。

BTSのJUNG KOOKも標的となっており、兵役中の2024年1月に被害を受けたことが分かっている。
ハッキング組織はJUNG KOOKの証券口座名義を盗用し、彼が保有していたHYBE의株式約84億ウォン(約8億8000万円)相当を無断で移動させようと試みた。しかし、金融機関の迅速な支払停止措置により、実質的な被害は未然に防がれた。
同組織はJUNG KOOKのほかにも、大企業の会長といった富裕層をターゲットにしており、組織的に犯行を繰り返していたことが判明している。
韓国法務部はタイ捜査当局との協力により、A容疑者の身柄確保に成功。警察は送還されたA容疑者を対象に、犯罪収益の流出経路、国内外に潜伏している共犯者の行方について、さらに追及を強める方針だ。
◇JUNG KOOK プロフィール
1997年9月1日生まれ。本名チョン・ジョングク。2011年に放送された韓国のオーディション番組『スーパースターK』シーズン3の予選で脱落。デビューは逃したものの、現事務所含め多数の大手芸能事務所からオファーを受けた。本人は、「見学の際にRMのラップに感銘を受けて決めた」と振り返っている。その後、2013年にBTSのメンバーとしてデビューし、世界的な人気を誇るトップスターとなった。2023年12月に入隊し、2025年6月11日に除隊した。


