K-POP最大手の一角であるHYBEのガールズグループに、また一つ不安材料が出た。
LE SSERAFIMのチェウォンが、活動を一時中断することになったのだ。
所属事務所SOURCE MUSICは5月19日、ファンコミュニティWeverseを通じて、チェウォンの健康状態と今後のスケジュールについて発表した。
それによると、チェウォンは最近、首の痛みで病院治療を受け、医療陣から一定期間安静を取りながら回復の経過を見る必要があるとの所見を受けたという。
これにより、大学祭、Spotify PURE FLOWERS LIVE、音楽番組など、すでに告知されていた一部スケジュールにチェウォンは参加しないことになった。
事務所は「アーティストの健康と安全を最優先に考え、十分な回復に集中することが必要だと判断した」と説明している。
LE SSERAFIMは3日後の5月22日に、2ndフルアルバム『PUREFLOW pt.1』をリリース予定だが、まず何よりチェウォン本人の回復が最優先されるべきなのは言うまでもない。
ただ、今回の活動中断が大きく受け止められているのは、単なる体調不良のニュースにとどまらないからだ。

LE SSERAFIMは4月24日、2ndフルアルバムの先行公開曲『CELEBRATION』を発表した。同曲のパフォーマンスでは、強度の高いヘッドバンギングのような動きが含まれており、以前から一部ファンの間で首への負担を心配する声が上がっていた。
実際、活動中断の知らせを受けて、チェウォンが大学祭のステージで首に違和感を覚えたように見える場面や、ライブ配信中に「首が痛い」と話す場面が再び注目されている。
もちろん、首の痛みがその振付によるものだと断定することはできないが、ファンがすでに心配していた激しいパフォーマンスと、メンバーの活動中断が重なったことで、LE SSERAFIMのステージ設計そのものにも視線が向かっている。
ILLITはモカ不在、NewJeansは空白続く
HYBE傘下のガールズグループでメンバーの健康問題が伝えられたのは、LE SSERAFIMだけではない。
ILLITのモカも、4月20日から健康問題で活動を中断している。
所属事務所BELIFT LABは当時、モカが最近健康に異常を感じ、医療陣から十分な休息が必要との所見を受けたと発表。アーティストの回復を最優先に考え、当分の間、治療に専念することになったと説明した。

ILLITは4月30日に4thミニアルバム『MAMIHLAPINATAPAI』の発売を控えていた。グループにとって重要なカムバック期に、メンバーの一人がスケジュールから外れることになったわけだ。
その後、モカは5月5日に行われた「ILLIT ソウル子供大公園フェスティバル」の客席で姿を見せた。帽子とマスクで顔を隠しながらも、応援スローガンを持ってメンバーを見守り、電光掲示板に映し出された新曲『It’s Me』の振付を客席で踊る姿も話題になった。
順調に回復している近況が伝わったことで、ファンからは「早く良くなって」「無理しないで」といった温かい反応が寄せられた。
チェウォンとモカのケースは事情も症状も異なるが、いずれもHYBEを代表するガールズグループの重要な活動期に、メンバーの健康問題が表面化した共通点がある。
LE SSERAFIMは、HYBEのガールズグループ戦略を象徴する存在の一つだ。力強いパフォーマンス、鍛えられた身体性、強い自己肯定感を打ち出すコンセプトで、国内外のファンを獲得してきた。
一方のILLITも、次世代を担うガールズグループとして大きな注目を受けている。デビュー以来、話題性と成績の両方で存在感を示してきた。
メンバーの一時的な離脱は、「一人が休む」というだけでは終わらない。グループの活動、ファンの不安、ステージの完成度、プロモーション全体に影響するからだ。
さらに、HYBEのガールズグループを語るうえで避けられないのがNewJeansだ。

NewJeansの問題は、チェウォンやモカのような健康問題とは性格が違う。だが、HYBEガールズグループの“順調さ”を考えるうえでは、無視できない存在といえる。
NewJeansは所属事務所ADORとの関係をめぐる混乱が表面化して以降、新曲活動に長い空白が続いている。
最近は、新たな音楽と活動を準備しているという動きも伝えられた。ヘリンの誕生日(5月15日)には公式Xに近況写真が公開され、久しぶりの姿にファンの関心が集まった。
また、ハニ、ヘリン、ヘインがデンマーク・コペンハーゲンを訪れたことについて、所属事務所ADORは「NewJeansの新しい音楽的叙事を込めるための事前プロダクション過程の一環」だと説明している。
一方で、ミンジの今後の活動については、内部で議論を続けているとされ、具体的な復帰時期や完全体としての活動の全体像はまだ見えていない。
それぞれ背景や事情は異なるものの、LE SSERAFIM、ILLIT、NewJeansと、HYBEを代表するガールズグループに不安材料が続いているように映る。

もちろん、これをもって「HYBEガールズグループが危機だ」と断定するのはあまりに乱暴だろう。
LE SSERAFIMはフルアルバム発売を控え、依然として強い注目を集めている。ILLITもモカ不在の中で活動を続け、『MAMIHLAPINATAPAI』が米ビルボード200で自己最高の26位を記録するなど、勢いを見せている。
NewJeansも新しい音楽の準備が伝えられており、復帰すれば大きな話題になることは間違いない。
だからこそ、チェウォンやモカの活動中断、NewJeansの空白は目立つ。人気があるから、不調も大きく見える。期待が大きいから、少しの停滞も“不安材料”として受け止められる。
まずはメンバーの回復とコンディションが最優先だ。それでも、HYBEガールズグループの勢いの裏で、過密な活動や強い期待の負荷が見え始めていることは確かだろう。
■【画像】LE SSERAFIMの“パンツレス”ファッションが物議 10代への影響懸念


