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【アジア美食レポート】約350円で食べ放題!バンコクの激安クイッティアオ店に潜入

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【アジア美食レポート】約350円で食べ放題!バンコクの激安クイッティアオ店に潜入
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 タイの定番麺料理「クイッティアオ」は、屋台や食堂、フードコートなどで気軽に楽しめる国民食のひとつだ。麺の種類やスープ、トッピングを自由に選べるのが特徴で、その組み合わせは無限大。注文後は卓上の調味料で味を調整し、自分好みの一杯に仕上げて味わうのが現地流である。

 今回話を伺ったのは、YouTubeチャンネル「JaPhai~ジャパイ~」を運営する田中資恵(ともえ)さん、通称田中D。「さあ、行こう!」を意味するタイ語「ジャパイ(JaPhai)」を冠した同チャンネルは、日本とタイの架け橋となることをコンセプトに、現地のリアルな情報を発信している。子どもや女性に対するタイ人の圧倒的な優しさと寛容さに感動したことをきっかけに、タイへの移住を決意したという。

 元テレビプロデューサーである田中Dが手がけるスタイルは、出演者を固定せず、在住者や日本育ちのタイ人リポーターが入れ替わりで登場する“番組型”。ガイドブックには載らないディープな情報を、臨場感たっぷりに届けている点が大きな魅力だ。


 そんな同チャンネルの動画で、今回のリポーター・KONOMIさんとともに訪れたのは、バンコク・チョンノンシー周辺にある一軒。クイッティアオが69バーツで“食べ放題”という、驚きのスタイルを採用した店だ。知る人ぞ知る、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る名店を紹介する。

一見ただの駐車場、その奥に潜む“隠れ家”へ

 今回は、KONOMIさんが気になっていたお店に初潜入するという企画。バンコクのチョンノンシー周辺、チャオプラヤー川にもほど近いローカルエリアについて、「おしゃれ系もローカル系も楽しめる落ち着いたエリア」と紹介するKONOMIさんに対し、田中Dは「ローカルにしか見えないけど……」と、到着早々から半信半疑の様子。

 目的地に到着しても、そこには車が並んでいるだけで、一見するとただの駐車場や住宅の敷地にしか見えない。看板と入り口の扉を見つけるまでは、本当にお店があるのかと不安になるほどの「隠れ家」感である。

69バーツでクイッティアオ食べ放題!「ロングシー・クイッティアオ・ガイ・ブッフェ」

 開店時間の10時に店内に足を踏み入れた二人を待っていたのは、驚きの光景。この店のシステムは、タイでも極めて珍しい「完全セルフサービス」のビュッフェスタイルだ。KONOMIさんが「クイッティアオ食べ放題のお店なんですよ」と明かすと、田中Dは「え、本当にビュッフェ? 斬新……聞いたことない!」と驚きを隠せない様子。

 料金は1人わずか69バーツ(約340円)。驚くべきことに、トッピングの具材だけでなく、麺までもお代わり自由となっている。まさに麺好きにとっては夢のような場所だ。ペットボトルの水を含めても2人で158バーツ(約770円)程度という、驚きのコストパフォーマンス。

圧巻の具材&調味料のラインナップ

 ブッフェカウンターには、多種多様な具材が整然と並ぶ。ホロホロに煮込まれた柔らかい肉や、タイでは定番の「鶏肉の血の塊(ルアットガイ)」、パクチー、バジルやゴーヤなどのフレッシュ野菜も山盛りに用意されている。さらに、味の染みた大根やゴーヤの煮物も入れ放題。

 麺は、バミー(中華麺)やセンミー(極細米粉麺)などから好みの種類を選べる。卓上には調味料もずらりと並び、自分好みの一杯に仕上げられる。

 セルフサービスでの盛り付けが始まると、二人の個性が際立つ。KONOMIさんは「私、ちょっと無理なんですけど……」と血の塊や内臓系を避け、鶏肉と野菜メインのヘルシーな一杯を作り上げる。

 一方の田中Dは、鶏の関節部分を煮込んだ料理・コーガイを「これ結構美味しいよ」と、その魅力を語りながらKONOMIさんが苦手な内臓系も迷わず好みのバミーに投入。

 さらに興味深いのは、味付けの工程だ。KONOMIさんが辛い調味料を入れた後に、砂糖を追加しようとすると、田中Dは「砂糖入れるの!?」と驚きの声を上げる。しかし、周囲のタイ人客が砂糖をたっぷり入れている様子を見て、「入れた方が美味しいんだろうね」と納得した様子を見せていた。

具材も味変も自由自在、クイッティアオの魅力が全開

 実食が始まると、すぐに「辛い!」と悶絶するKONOMIさんに対し、田中Dは「そりゃあれだけ入れたら辛いでしょ」と冷静にツッコミ。オレンジのチリソースが味のポイントとなり酸味がある美味しさだが、KONOMIさんは「もっと砂糖いれていてもいいかも」と実感を込めて語った。

 さらにKONOMIさんは、鶏肉について「柔らかくて美味しいです」と感動の声を上げた。また、ビュッフェで山盛りにしたゴーヤについても、「苦くてホクホクしてて美味しい」と、その意外な味わいに夢中に。大量のチリを投入したスープも「めっちゃ辛いけど美味しい!」とその刺激を堪能していた。

 一方、砂糖や、ナンプラー、パクチーを入れて味を整えたと言う田中Dは、「砂糖を入れた方がコクがでるね。バランスは最高!」現地流の味付けの奥深さに納得の表情。 内臓系の具材についても、「おいしい!全然臭くない」と、そのクオリティの高さに太鼓判を押していた。

ローカル食堂のイメージを覆す、徹底された清潔感と穏やかな時間

 食事が進む中、二人が共に感銘を受けたのは、その徹底された衛生管理だ。具材の容器にはすべて蓋がされており、客が中身を取った後は、スタッフがすぐさま蓋を閉めて回る。その徹底した仕事ぶりに、二人とも「衛生的だよね」と感心しきりだ。

 ローカルなレストランのイメージを覆すほど清潔感にあふれ、非常に気持ちよく食事を楽しめる空間が広がっていた。

 そして田中Dは、席から見渡せる池を眺めながら「このお店、気持ちいいよね」と語り、KONOMIさんも「時の流れがゆったりしている」とコメント。都会の喧騒から離れた場所で流れる穏やかな時間に、二人はすっかり魅了された様子だった。

 飲み物を含めて2人で合計158バーツ。その価格を大きく上回る満足感に、お腹も心も満たされる。ローカルの魅力を存分に味わえるこの一軒は、バンコクを訪れた際にぜひ立ち寄りたいスポットだ。

 次回は、まだ観光地化されていないローカルな空気が残るエリア「プンナウィティ(スクンビット101)」にフォーカスし、現地生活の長い田中Dが選ぶ注目のグルメを紹介する。




《Kagura》

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