濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』に出演した女優の岡本多緒とヴィルジニー・エフラが受賞した一方、韓国のナ・ホンジン監督の新作『HOPE』は、カンヌ国際映画祭を無冠で締めくくった。
5月23日(現地時間)、「第79回カンヌ国際映画祭」の閉幕式がフランス・カンヌのパレ・デ・フェスティバルで開催された。
この日、パルム・ドールの主人公はクリスティアン・ムンジウの『フィヨルド』(原題)だった。授賞者は、韓国人として初めて審査員長を務めたパク・チャヌク監督だった。
このほかに、女優賞は、日本から濱口竜介監督の『急に具合が悪くなる』の岡本多緒とヴィルジニー・エフラが受賞した。ただし、ナ・ホンジン監督の作品『HOPE』(原題)は無冠に終わった。
これに先立ち『HOPE』は、同映画祭のコンペティション部門に公式招待され、注目を集めていた。これは、2022年の映画『別れる決心』『ベイビー・ブローカー』以来、約4年ぶりの朗報だった。

5月17日、グランド・シアター・リュミエールでワールドプレミアを終えた『HOPE』は、言うまでもなく話題の中心だった。韓国のSFクリーチャーものとスリラーとして存在感を示したものの、長いランニングタイムと独特な世界観、CGの完成度において、不評が続いた。
これに関して、ナ・ホンジン監督は、映画祭を終えた後、「韓国の観客に披露されるまでに、約2カ月残されている」として、「公開までに作品の完成度をできるだけ高めることに集中する」と語った。
なお、『HOPE』は2026年夏に韓国で公開される予定だ。
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