韓国への入国が禁止されている歌手のユ・スンジュンが、自身をめぐる“フェイクニュース”について言及した。
5月21日、ユ・スンジュンのYouTubeチャンネルには、「嘘とデマ、今こそ正します|ユ・スンジュン Q&A」というタイトルの動画が公開された。
ユ・スンジュンは過去の兵役論争に関連し、「『6カ月だけ耐えればいいと言われていた』『勤務後は芸能活動が認められる予定だった』という話は事実なのか?」という質問に対し、「本当に誤解されているが、以前SBS(韓国のテレビ局)が直接兵務庁に確認している。兵務庁も『そんな話はない』と言っていた。誰が勤務後に芸能活動なんて認めるんだ」と困惑した様子を見せた。
また、「あなたのせいで公務員2人がクビになったと言われている」という話については、「そんなことは全くない。アメリカへ出国する際、日本とアメリカでの公演を終えて戻ってくるときちんと説明していたし、当時は知人2人を保証人として立てていた。(公務員たちは)いかなる懲戒処分も受けていない」と説明した。

続けて、「『ユ・スンジュンが帰国しなかったせいで公務員が職を失い、罰金まで科された』という話もすべてデマだ。さらに、『自分の都合のために自宅近くで公益勤務をさせてもらう予定だった』『海兵隊の広報大使にしてもらう予定だった』という話も全部事実ではない」と強調した。
また、「信じるかどうかは自由だ。でも、こうして説明しなければならないこと自体があまりにも惨めだ。自分にとっては“古すぎるニュース”だ」と、もどかしい胸の内も明かした。
一方でユ・スンジュンは、韓国でトップスターとして活動していた当時についても振り返った。

「僕は妻と早く結婚したかった。アルバムを2枚出した頃も、『もっと働かなければならない』という責任感とプレッシャーが大きかった。本当はあの時、結婚したかった。幸せな家庭を築きたかった」とし、「振り返ってみると、自分が望んでいたものより、思い通りにいかなかったことで得たものの方がずっと大きかった。それが一番大切で価値のあるものだった」と語った。
また、「たとえ大成功していたとしても、美しい家庭を築けた保証はない。もしどちらかを選ぶなら、仕事より家庭を選んでいただろう。一番大切なものを手に入れた」と話し、家族への深い愛情ものぞかせた。

なお、ユ・スンジュンは2002年、兵役を控えていた時期にアメリカ国籍を取得したことで、兵役逃れ疑惑が浮上。これにより韓国への入国禁止措置を受け、20年以上にわたり帰国できない状況が続いている。
その後、在外同胞ビザ発給をめぐり韓国政府との法廷闘争を続けており、現在は3度目となるビザ発給拒否処分に対する控訴審が進行中だ。
(記事提供=OSEN)
◇ユ・スンジュン プロフィール
1976年12月15日生まれ。1997年に1stアルバム『West Side』でデビューし、『Gaui』『Na Na Na』『Passion』『I Love You Nuna』『Wow』など数多くのヒット曲を出してトップスターに。入隊を控えていた2002年、韓国国籍を放棄してアメリカ市民権を取得し、兵役義務を回避。すると同年、韓国法務部から入国制限処分を受けた。以降、20年以上も韓国に入国できずにいる。英語名はスティーブ・ユ。


