「真実を証明した」キム・スヒョン、復帰ムードだが…未成年交際疑惑は崩れても残る“3つの壁” | RBB TODAY

「真実を証明した」キム・スヒョン、復帰ムードだが…未成年交際疑惑は崩れても残る“3つの壁”

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「真実を証明した」キム・スヒョン、復帰ムードだが…未成年交際疑惑は崩れても残る“3つの壁”
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キム・スヒョンに“大逆転”の流れが来ている。

故キム・セロンさんをめぐる未成年交際疑惑を提起してきたYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」のキム・セウィ代表が、名誉毀損などの疑いで拘束された。

【画像】キム・セロンさん、亡くなる前の投稿が判明

ソウル中央地裁は5月26日、キム・セウィ代表について「証拠隠滅と逃亡の恐れがある」として拘束令状を発付。

キム・セウィ代表は、キム・スヒョンが未成年だったキム・セロンさんと交際し、さらにキム・セロンさんの死亡原因がキム・スヒョン側の債務返済圧迫だったという虚偽事実をYouTubeなどで流布した疑いを受けている。

さらに、AIを使ってキム・セロンさんの音声を操作し、「キム・スヒョンと中学2年の冬休みに初めて性関係を持った」という趣旨の内容を作り、名誉を毀損した疑いもあると報じられている。

警察は、キム・セウィ代表が大衆の関心を集める目的で、虚偽であることを認識しながら行動したと見ているという。

キム・セウィ代表
(写真提供=OSEN)キム・セウィ代表

これにより、キム・スヒョンをめぐる最大の疑惑は大きく揺らいだ。

所属事務所ゴールドメダリストも5月27日、公式立場を発表し、「カロセロ研究所側がキム・スヒョンに対して提起した各種疑惑と証拠は事実ではないことが確認された」と主張した。

特に、記者会見で公開された故人のカカオトークの会話については「キム・スヒョンと無関係な他人との会話を偽・変造したもの」、故人の音声についても「AI技術を利用して生成された操作資料」と確認されたと説明している。

さらに所属事務所は、キム・スヒョンが1年前の記者会見で「信じてくださいとは言いません。必ず証明します」と語ったことに触れ、「キム・スヒョンのこの1年は、ただその約束を守るための時間だった。ついに法が定めた手続きと徹底した捜査を通じて真実を証明することになった」と強調した。

ファンの間で復帰を望む声が広がるのも当然だろう。

『ノックオフ』はまだ動いていない

だが、ここから本当にすぐ復帰できるのだろうか。

キム・スヒョン
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン

未成年交際疑惑の核心が崩れたことは、キム・スヒョンにとって大きな転機だ。しかし彼が失った時間、止まった作品、広告主との訴訟、そして世論の記憶は、一夜で元に戻るものではない。

キム・スヒョンの復帰を考えるうえで、最初の焦点になるのはディズニープラスのドラマ『ノックオフ』(原題)だ。

同作は、IMF外貨危機で人生が一変した男性が、世界的な偽物市場の王へと成長していく物語を描く作品。キム・スヒョンとチョ・ボアが主演を務め、制作費約600億ウォン(約60億円)が投入された大型作として注目されていた。

当初は2025年公開予定の期待作だったが、キム・スヒョンをめぐる疑惑が拡大したことで、公開は保留された。

今回、キム・セウィ代表が拘束され、キム・スヒョン側が「真実を証明した」とする立場を出したことで、『ノックオフ』公開への期待も再び高まっている。

実際、キム・スヒョンの法律代理人は以前、SNSを通じて「長時間の集中捜査を通じて加害者たちの重大な犯罪事実が明らかになれば、ディズニーのリスクも公式に解消されるだろう。そうなれば『ノックオフ』放送をこれ以上先送りする理由もなくなる」と主張していた。

『ノックオフ』
(画像=ディズニープラス)『ノックオフ』

ただし、現実はまだ動いていない。

5月27日、ディズニープラス側は韓国メディアの取材に対し、『ノックオフ』の公開日程について「追加でアップデートされた状況はない」と明らかにした。つまり、少なくとも現時点では、キム・セウィ代表の拘束がただちに『ノックオフ』公開決定へつながってはいないことになる。

復帰ムードは確かにある。しかし、復帰の象徴になり得る作品がまだ動いていない以上、キム・スヒョンの本格復帰は、現時点では“空気”の段階にとどまっている。

広告主との訴訟は残っている

もうひとつの壁は、広告主との損害賠償訴訟だ。

キム・スヒョンは疑惑の余波で、広告契約やブランドイメージをめぐる法的紛争にも巻き込まれている。

特に大きいのが、化粧品ブランドA社との約28億ウォン(約2億8000万円)規模の損害賠償訴訟だ。A社は、キム・スヒョンと所属事務所を相手取り、広告モデル契約をめぐる損害賠償を請求している。

昨年11月と今年3月には弁論期日が開かれたが、4月24日に予定されていた3回目の弁論期日は延期された。キム・スヒョン側の法律代理人は「刑事事件の結果を見守るため、期日追定となった」と説明している。

これは重要なポイントだ。

キム・スヒョン
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン

未成年交際疑惑が虚偽と判断される流れが強まったとしても、広告主との契約解除や損害賠償問題が自動的に消えるわけではない。広告主側は、当時の世論悪化やブランドイメージの毀損を理由に契約解除の正当性を主張してきた。一方、キム・スヒョン側は、未成年交際疑惑は事実無根であり、品位維持義務違反には当たらないという立場を示している。

今回の捜査結果は、キム・スヒョン側に有利な材料になる可能性が高い。それでも民事訴訟は別の手続きであり、契約上の責任や損害の有無は、今後さらに争われることになる。

キム・スヒョンが完全に“身軽”になるには、まだ時間がかかるという見方が残る。

世論の記憶はすぐには消えない

もっとも厄介なのは、世論の記憶かもしれない。

今回の件で、キム・スヒョンは“虚偽情報の被害者”として再評価され始めている。

実際、キム・セウィ代表の拘束後、ファンの間では「因果応報」「キム・スヒョン、本当に苦労した」といった反応が広がった。

キム・スヒョンの法律代理人も5月23日、SNSで「俳優キム・スヒョンは犯罪被害者であるだけ」と強調し、「長期間の捜査を通じて被害事実が確認された以上、被害者は今や本来の場所に戻るべきだ」と主張した。

さらに「私たちの社会は、犯罪被害者ができるだけ速やかに日常と本来の場所へ復帰できるよう助けなければならない。それが健康な社会だと思う」とも述べている。

キム・スヒョン(左)とキム・セロンさん
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン(左)とキム・セロンさん

この主張には説得力がある。もし疑惑が虚偽であり、証拠まで操作されたものだったなら、キム・スヒョンは深刻な名誉毀損の被害者だ。活動を中断し、広告契約や作品公開にも影響が出たとすれば、その被害は非常に大きい。

ただし、世論は法的判断だけで一気に元へ戻るわけではない。

キム・スヒョンは長期間、「未成年交際疑惑の俳優」として報じられ続けた。事実関係が明確でない段階でも、広告が止まり、作品が止まり、イメージは大きく傷ついた。

疑惑が虚偽だったとしても、大衆の記憶には「騒動のあった俳優」という印象が残る。どれほど名誉回復が進んでも、一度広がった疑惑のイメージを完全に消すには時間がかかる。

しかも、今回の件は故人をめぐる問題でもある。キム・セロンさんの死後に広がった騒動である以上、世論の受け止め方は単純ではない。

キム・スヒョン側が法的には被害者であるとしても、復帰のタイミングや見せ方を誤れば、「もう戻るのか」と反発する人が出る可能性もある。

だからこそ、復帰には慎重さが必要になる。

今回のキム・セウィ代表拘束は、キム・スヒョンにとって間違いなく大きな転機だ。

キム・スヒョン
(写真提供=OSEN)キム・スヒョン

未成年交際疑惑の核心が虚偽と判断される流れが強まり、カカオトークや音声資料の操作疑惑まで明らかになったことで、彼は“疑惑の当事者”から“虚偽情報の被害者”へと立場を変えつつある。

所属事務所が「真実を証明することになった」と強く出たのも、その流れを受けたものだろう。

しかし、復帰は真実が明らかになった瞬間に自動的に訪れるものではない。本当に完全復帰へ進むには、法的な名誉回復だけでなく、作品を通じて再び信頼を得る時間も必要になるだろう。

疑惑は崩れた。それでも、俳優キム・スヒョンが元の場所へ戻る道は、まだ始まったばかりだ。

◇キム・スヒョン プロフィール

1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。

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《スポーツソウル日本版》

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