俳優キム・スヒョンの“未成年交際”疑惑をめぐる虚偽情報を流布したとされる、YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」の代表キム・セウィが拘束された。
そんな中、キム・スヒョン側が損害賠償請求額を、従来の120億ウォン(約13億円)から約300億ウォン(約32億円)規模へ拡大する可能性を明らかにした。
キム・スヒョン側の法定代理人であるコ・サンロク弁護士は5月28日、韓国『MBCニュース』に出演し、「キム・セウィ代表は、キム・スヒョンが故キム・セロンさんと未成年時代から長期間交際し、所属事務所を通じて債務返済を迫ったことで死に至らせたかのような虚偽の事実を流布した」と説明した。
さらに、「これを裏付けるため、カカオトークの会話や故人の音声など、核心的な資料まで捏造した疑いを受けている」と付け加えた。

コ弁護士は今回の事件について、「確認されていない疑惑を広め、ストーリーを歪曲して世論を操作した事件だ」とし、「カカオトークや音声といった核心的証拠まで捏造した前例のないケース」と強く批判した。
また、「捏造された資料を通じて、世界中から愛される俳優の名誉と人生を完全に破壊しようとした、集団的かつ計画的な社会的犯罪だ」と主張した。
特に損害賠償額については、「事件初期の昨年、すでに120億ウォン規模で訴訟を提起している」とし、「現在、実際の経済的被害規模を再算定している」と説明した。
続けて、「捜査機関に提出した資料などを総合すると、現時点で約300億ウォン程度の損失が発生したとみている」と明かした。

なお、ソウル・江南(カンナム)警察署は、約1年にわたる捜査の末、キム・セウィがAI技術を活用して録音ファイルを捏造したと判断している。警察は、性暴力犯罪処罰などに関する特例法違反、名誉毀損、脅迫、強要未遂などの容疑を適用し、今月14日に逮捕状を請求。裁判所は26日、逮捕状を発付し、同日キム・セウィは拘束された。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。
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