韓国代表に激震が走った。
同国のサッカー協会会長が、大会終了直後の辞任を電撃発表した。
大韓サッカー協会のチョン・モンギュ会長は5月29日、「今回のワールドカップ終了をもってサッカー協会会長の座から退く」と声明を発表。あわせて「代表チームが本大会で成果を出せるよう支援することが、会長としての最後の務めだと考え、最後まで最善を尽くす」との決意を述べた。
昨年2月、85.6%という圧倒的な支持率で4選に成功したチョン会長が、W杯直前という極めて重要なタイミングで辞任を決断した背景について、協会は「代表チームに対するサッカーファンの全幅の支持と応援を心からお願いするためだ」と説明している。
また、韓国サッカー発展のための中長期的ビジョンの樹立と履行に邁進すべき協会が、現在の停滞した状況を打開するためには「トップが責任を取る姿勢を示すべき時期だ」という熟考の末の決定だとしている。

チョン会長は2013年に第52代サッカー協会会長に就任して以来、13年間にわたり韓国サッカー界を牽引してきた。今後の計画としては、北中米W杯が閉幕する7月20日(韓国時間)をもって、正式に辞職願を提出する予定だという。
関係者によると、事前キャンプ地のソルトレイクシティで高地順応トレーニングに励んでいる代表チームにも、会長の辞任は事前に知らされていなかったという。
声明が発表される直前になってようやく現場に情報が伝わったが、現地はすでに午後遅く、ホン・ミョンボ監督をはじめ選手たちは休息を取っていたタイミングだった。あまりにも突然のトップ辞任の宣告に、現場のスタッフや選手たちは大きな当惑を隠せない様子だと伝えられている。
ワールドカップという大舞台を目前に控え、代表チームの集中力を維持できるか懸念の声も上がっており、現地のキャンプ地の雰囲気は非常に重苦しいものとなっている。
(構成=ピッチコミュニケーションズ)
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