グループ脱退に追い込まれた“密会報道”に急展開も 疑惑の払拭だけではTHE BOYZ復帰が困難なワケ | RBB TODAY

グループ脱退に追い込まれた“密会報道”に急展開も 疑惑の払拭だけではTHE BOYZ復帰が困難なワケ

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グループ脱退に追い込まれた“密会報道”に急展開も 疑惑の払拭だけではTHE BOYZ復帰が困難なワケ
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日本の元AV女優との“密会”疑惑でボーイズグループTHE BOYZを離れたチュ・ハンニョンに、思わぬ転機が訪れている。

彼の芸能人生に大きな傷を残した性売買疑惑。その疑惑を報じた記者が、虚偽報道による名誉毀損の疑いで在宅起訴されたのだ。

【写真】チュ・ハンニョンと密会疑惑の元AV女優

これにより、ファンの間では当然のように「チュ・ハンニョンはTHE BOYZに戻れるのか」という期待も膨らんでいる。だが、話はそこまで単純ではない。

疑惑は崩れつつある。しかし、彼が戻るべきTHE BOYZもまた、所属事務所との契約紛争の渦中にあるからだ。

“性売買ドル”の汚名は何だったのか

韓国メディア『京郷新聞』によると、ソウル西部地検は、チュ・ハンニョンの性売買疑惑を報じたチェ記者を、情報通信網法上の名誉毀損容疑で在宅起訴した。

問題となったのは、昨年6月にオンライン上に掲載された記事だ。記事では、チュ・ハンニョンが昨年5月に明日花キララと東京の酒席で会い、性売買をしたという趣旨の内容が報じられた。

この報道は、彼のイメージに致命的な打撃を与えた。

チュ・ハンニョン
(写真提供=OSEN)チュ・ハンニョン

報道と同じ日、当時の所属事務所ONE HUNDREDレーベルは「最近、チュ・ハンニョンが私生活イシューに関与した」とし、「アーティストとして信頼を維持することが難しい状況」と説明。チュ・ハンニョンのチーム脱退と専属契約解除を発表した。

チュ・ハンニョンは翌日、自身のインスタグラムに自筆の手紙を掲載し、「知人とともに酒席に同席したことは事実だが、性売買やいかなる違法行為も一切していない」と疑惑を否定した。

ここで重要なのは、酒席に同席したことと、性売買をしたことはまったく別の話だという点だ。

今回、検察は記事の核心だった性売買疑惑の報道について、虚偽事実を摘示した名誉毀損に当たると判断したとされる。『京郷新聞』によれば、チェ記者は記事で「複数の芸能関係者」を根拠にしたが、警察調査では噂以外の客観的物証を提示できなかったという。

さらにチェ記者による記事には、「所属事務所が具体的証拠を提示すると、チュ・ハンニョンが性売買を認めたと伝えられた」という趣旨の内容もあった。しかしONE HUNDRED関係者への調査の結果、この部分も事実ではなかったと報じられている。

もちろん、記者が起訴された段階であり、裁判で有罪が確定したわけではない。記者側は警察調査で「性売買疑惑が虚偽事実だとは知らなかった」と述べたとされる。

それでも、チュ・ハンニョンを“性売買ドル”とまで呼ばせた疑惑報道が、司法の場で問われる段階に入った意味は大きい。

なぜ復帰期待が出るのか

ファンが「THE BOYZに戻れるのでは」と考えるのは自然だ。

チュ・ハンニョンは当時、報道からほどなくしてグループ脱退と契約解除を発表された。

ONE HUNDREDは「信頼関係を維持することが難しい」と説明したが、チュ・ハンニョン本人はその後、「グループを脱退した事実はなく、専属契約解除にも同意していない」と主張した。

当時、彼は「解除事由が存在しないにもかかわらず、解除事由があるかのように見せかけられた」とし、会社側から20億ウォン(約2億円)以上の賠償を求められたとも訴えていた。これに対しONE HUNDREDは、チュ・ハンニョンの主張を「一方的な虚偽の主張」として反論した。

チュ・ハンニョン
(写真提供=OSEN)チュ・ハンニョン

つまり、チュ・ハンニョンは「自分は脱退に同意していない」と言い、事務所は「契約解除は正当だ」と意見が対立していた。そこへ、疑惑報道をした記者が虚偽報道の疑いで起訴された。

そうなれば、「では、彼を追い出した根拠は何だったのか」という疑問が出るのは避けられない。

実際、チュ・ハンニョン本人は騒動当初から、性売買や違法行為を一貫して否定していた。明日花キララも当時、金銭を受け取って性行為をしたことは人生で一度もなく、今回も同様だと説明していた。さらに韓国国内で告発された性売買疑惑についても、警察は「インターネット記事に基づいた告発で、捜査を開始する具体的な理由や状況が不十分」として不送致処分を出している。

こうした流れだけを見ると、チュ・ハンニョンの名誉回復は一気に進みそうに見える。

しかし、ここからが複雑だ。

“戻る場所”が揺れている

チュ・ハンニョンが仮にTHE BOYZ復帰を望んだとしても、THE BOYZ本体が安定した状態にあるわけではない。

THE BOYZは現在、所属事務所ONE HUNDREDレーベルと契約紛争の真っただ中にいる。

ニューを除くTHE BOYZメンバー9人は今年2月、精算金未払いと信頼関係の破綻を理由に、ONE HUNDRED側へ専属契約解除を求める内容証明を送った。裁判所はその後、メンバーたちが申し立てた専属契約効力停止の仮処分を認めた。

THE BOYZ
(写真提供=OSEN)THE BOYZ

一方、ONE HUNDRED側はこれに反論している。

同社は、THE BOYZメンバー11人全員に1人あたり15億ウォン(約1億5000万円)、総額165億ウォン(約16億5000万円)に達する専属契約金を支払ったと主張。これは今後発生する収益から差し引かれる先払い金であり、アーティスト側の主張通り契約が解除される場合、残りの契約期間に比例する金額は会社に返還されるべきだという立場を示している。

メンバー側は契約違反と信頼関係の破綻を訴え、会社側は巨額の契約金と契約上の責任を主張する。すでに双方の対立は、単なる活動方針の違いではなく、法的・金銭的な紛争に入っている。

メンバーのヨンフンは5月20日、バラエティ番組『生存王2』(原題)の記者懇談会で、所属事務所との問題について「会社の問題が多いが、先が見えず、もどかしい気持ちが大きかった」と語った。「これから自分が活動をうまく続けていけるのか」「ファンに会えるのか」と心配していたとも明かしている。

この発言からも、THE BOYZのメンバーたちが活動継続に不安を抱える状況だったことがうかがえる。

つまり、チュ・ハンニョンの疑惑が崩れつつあるとしても、彼が戻るべきグループの環境そのものが揺れているのが現状なのだ。

復帰期待と現実の距離

さらに話を複雑にしているのが、ONE HUNDREDレーベルをめぐる別の疑惑だ。

MBCの調査報道番組『PD手帳』は6月2日、「MCモンと会長のK-POP営業秘密」というテーマで、ONE HUNDREDと系列会社をめぐる精算金未払い疑惑、資金の流れ、MCモンやチャ・ガウォン会長をめぐる各種疑惑を取り上げると予告した。

同番組は、THE BOYZだけでなく、イ・ムジン、EXOのベクヒョン・チェン・シウミン、VIVIZ、イ・スンギらも契約解除や効力停止を求めている状況にも触れ、ONE HUNDREDの事業拡大過程や資金運用の実態を追跡するとしている。

ここで注意すべきなのは、これらは番組が取材・検証する「疑惑」であり、すべてが事実として確定したわけではないという点だ。

ただ、ONE HUNDREDをめぐる契約問題や精算問題が複数のアーティストに広がっていることは、チュ・ハンニョンの復帰問題を見るうえでも無視できない背景になる。

チュ・ハンニョン
(写真提供=OSEN)チュ・ハンニョン

チュ・ハンニョンは以前から、ONE HUNDREDが自分を一方的にチームから追い出し、性売買疑惑報道には背後があると主張してきた。警察は、彼の告訴状に出てきた「氏名不詳の所属事務所関係者」がONE HUNDREDのチャ・ガウォン会長ではないかと疑ったものの、共謀の証拠を見つけられず不送致とした。検察もその記録を検討し、再捜査要請はしなかったと報じられている。

それでも、疑惑報道をした記者が起訴され、THE BOYZ本体はONE HUNDREDと契約紛争中で、さらに会社自体も複数の疑惑を報じられている。この状況が、チュ・ハンニョンの「復帰できるのか」という問いを、より複雑にしているといえるだろう。

チュ・ハンニョンにとって、疑惑を報じた記者の起訴は大きな転機だ。

彼を“性売買疑惑のアイドル”として追い込んだ報道は、虚偽だったのかどうかが司法の場で問われる段階に入った。騒動当初から疑惑を否定してきた彼にとって、名誉回復へ向けた重要な局面といえる。

だからこそ、ファンの間でTHE BOYZ復帰への期待が高まるのは自然だ。重い疑惑によって失った席を、その疑惑が崩れた今、取り戻してほしいという声が出るのも無理はない。

ただ、復帰への道は単純ではない。

本人は脱退に同意していないと主張し、事務所は契約解除の正当性を訴えてきた。さらにTHE BOYZ本体も、現在はONE HUNDREDとの契約紛争の渦中にある。

疑惑報道の真偽は、これから裁判でさらに問われることになる。だが、その先にTHE BOYZ復帰という道が開かれるかどうかは、また別の問題だ。

チュ・ハンニョンの名誉回復と、THE BOYZへの復帰。その間には、本人、グループ、事務所のこじれた関係と、現在進行形の契約紛争が横たわっている。

◇チュ・ハンニョン プロフィール

1999年3月9日生まれ。2017年に放送されたMnetオーディション番組『PRODUCE 101』シーズン2に出演して注目を集め、同年12月に12人組ボーイズグループ「THE BOYZ(ザ・ボーイズ)」のメンバーとしてデビューした。乗馬が得意で、「アイドルスター陸上選手権大会」に2度出場し、銀メダルと金メダルを獲得した実績がある。2025年6月18日、所属事務所ONE HUNDREDが専属契約解除と、THE BOYZからの脱退を発表した。

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《スポーツソウル日本版》

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