タレントのユ・ビョンジェが率いるコンテンツ制作会社「ブラックペーパー」が、正社員登用前提のない求人広告を出したことで、物議を醸した。ネットユーザーの間で賛否両論が分かれているなか、会社側は事態の収拾に乗り出した。
最近、ネットを中心に、ブラックペーパーのプロジェクトマネージャー(PM)職の求人広告が議論になっている。
広告によると、ブラックペーパー側が要求した業務範囲は相当なものだった。コンテンツの企画・制作からチャンネル運営、コンテンツのアップロード、グッズおよびキャラクターIP関連業務、成果分析まで、事実上、制作会社の業務全般を網羅するオールラウンダーを探していた。
ここに映像編集ソフトやデザインツールの活用能力、コンテンツ制作経験など、さまざまな能力が優遇事項としてズラリと記載されていた。
問題は、雇用形態だった。要求する業務の幅は正社員並みに広い一方で、肝心の採用形態は「正社員登用がない」6カ月限定のインターンだったのだ。
これを目にした大多数のネットユーザーからは、インターンに対して過度な業務遂行能力を要求しながら、雇用の安定性をまったく保障していない点、そして6カ月という比較的長いインターン期間を指定しておきながら、美味しいところだけを搾取しようとしているのではないかと、批判が相次いだ。
一方で、業界の一部の人からは「コンテンツやエンタメ業界ではよく見られる求人だ」として、「単に求人の文面だけを見て、業務の強度や正社員登用の必須性について、必ず批判するのには無理がある」という慎重な反論もあった。

しかし、大衆の視線がより冷ややかになった理由は、ブラックペーパーの華々しい会社の規模拡大のニュースが、すでに大々的に明かされていたためだ。
ブラックペーパーは、ユ・ビョンジェが長年のマネージャーであるユ・ギュソン代表らと共同設立した会社で、ユ・ビョンジェをはじめ、タレントのジョナサン、パトリシャ、コメディエンヌのイ・ウンジなど、今をときめく芸能人たちが大勢所属している。
特に、MBCのバラエティ番組『全知的おせっかい視点』を通じて、創立3年目にして社員数35人、年売上100億ウォン(約10億円)規模にまで成長したことが明かされ、大きな話題になっていただけに、今回の「正社員登用なきインターン採用」に対する否定的な反応はより支配的になった。
議論が収拾のつかないほどに拡大すると、最終的にブラックペーパー側は求人広告を削除した。
ブラックペーパーの関係者は、複数のメディアを通じて「求人広告に誤解を招く余地がある書き方をしてしまった。内容を修正する」と説明した。
(記事提供=OSEN)
■【写真】好きな芸能人のために無償で…韓国芸能界に残る“情熱ペイ”とは


