メンバー離脱の“危機”を“成長”に…ZEROBASEONE、初の5人体制カムバックで示した新たな可能性 | RBB TODAY

メンバー離脱の“危機”を“成長”に…ZEROBASEONE、初の5人体制カムバックで示した新たな可能性

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メンバー離脱の“危機”を“成長”に…ZEROBASEONE、初の5人体制カムバックで示した新たな可能性
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K-POPシーンでトップを走っていた大人数グループが半数近くまで減ることは、致命的な危機とみなされる。

ファンが愛してきたメンバー同士の関係性は変化し、隙間なく埋まっていたステージには空白が生まれる。パフォーマンスの迫力も失われかねない。

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ZEROBASEONEに懸念の声が集まった背景には、こうした事情があった。しかし彼らは、その過渡期を見事な“成長ストーリー”へと変えてみせた。

ZEROBASEONEは最近、6thミニアルバム『ASCEND』の活動を通じて、9人組から5人体制への順調な移行を印象づけた。ファンから不安の声も上がる中、彼らが選んだのは無理な“上乗せ”ではなく、高度な“ミニマリズム”だった。その挑戦は見事に成功を収めた。

無理な装飾ではなく“洗練された引き算”を選択

通常、メンバー数が減ると、事務所は空いた穴を埋めようとしてサウンドを過剰に重ねたり、パフォーマンスを必要以上に派手にしたりする傾向がある。しかしZEROBASEONEは、そうした定石とは逆の選択をした。

新アルバムのキーワードとして掲げたのは「ミニマリズム」。華やかさを削ぎ落とした代わりに、メンバー一人ひとりの成熟したオーラを前面に押し出した。

ZEROBASEONE
(写真提供=WAKEONE)ZEROBASEONE

タイトル曲『TOP 5』は、その方向性を象徴する楽曲だ。従来のパワフルなタイトル曲のイメージを大胆に覆し、グルーヴ感あふれる色っぽいHIPHOPリズムを採用した。これは世界のポップ市場を席巻する“イージーリスニング”トレンドとも見事に重なっている。

不完全になった状況をクールに受け入れながら、その余白をむしろZEROBASEONEならではのチームカラーとして再定義することに成功した。

 “数秒パート”の終焉、証明されたボーカルの実力

最も劇的な変化は音楽面に表れている。9人体制時代には、一人当たり数秒しかなかったパートが、5人体制への再編によって大幅に増えた。各メンバーが一つの物語をしっかりと歌い切れるだけの余裕が生まれたのだ。

ZEROBASEONE
(写真提供=OSEN)

パートが長くなるということは、ライブでの実力がより鮮明に問われることでもある。しかし、幅広い音域を持つソン・ハンビン、繊細さと色気を兼ね備えたキム・ジウン、安定感のあるトーンが魅力のソク・マシュー、高音で存在感を発揮するキム・テレ、そしてオールラウンダーのパク・ゴヌクは、増えたパートをそれぞれの個性と実力で見事に消化した。

さらに、パク・ゴヌクの自作曲『Customize』も収録され、彼らは単なるパフォーマンスグループを超えたアーティストとしての力量を証明した。

揺るがぬ話題性、続く成長ストーリー

ステージ外での活動も巧みだった。テレビ番組やウェブバラエティに積極的に出演し、大衆との接点を広げたほか、『TOP 5』チャレンジを通じて他のアーティストや世界中のショート動画ユーザーを巻き込んだ。

メンバー再編という大きな変化を経験しながらも、彼らのスター性と話題性は少しも揺らがなかった。音楽番組での1位獲得はもちろん、オリコン週間洋楽アルバムランキング1位、日本Spotify急上昇チャート1位など、グローバル市場での好成績がそれを裏付けている。

ZEROBASEONE
(写真提供=WAKEONE)ZEROBASEONE

活動を終えたメンバーたちは、「自分たちが進んでいる道は決して間違っていなかったと感じた」と語った。それは、5人体制となったZEROBASEONEが描いていく新たなチャプターへの揺るぎない自信の表れでもある。

人数は半分近くになった。しかし、そのステージに物足りなさはない。むしろ“不完全さ”を“余白の美学”へと昇華させたZEROBASEONE。彼らがこれから見せる次の一歩に、さらなる期待が高まっている。

◇ZEROBASEONE(ZB1)プロフィール

Kep1erを生み出した『Girls Planet 999:少女祭典』の男性版『BOYS PLANET』発の9人組男性グループ。グループ名には、0から1へ向かう自由な旅、そして輝く始まりという意味が込められている。2023年7月10日、1stミニアルバム『YOUTH IN THE SHADE』でデビュー。2024年3月には『ゆらゆら -運命の花-』で日本デビューした。2026年3月をもってジャン・ハオ、リッキー、キム・ギュビン、ハン・ユジンが脱退し、5人組となった。

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《スポーツソウル日本版》

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