俳優イ・サンイが、“特別”に多く“出演”したのには理由があった。
イ・サンイは、Disney+でも配信中のTVINGオリジナルドラマ『伝説のキッチン・ソルジャー』にて、第4中隊の中隊長ファン・ソクホ大尉役を演じ、愉快さからカリスマ性、そして人間味にいたるまで、現実味溢れる人物を表現した。
「特別出演」という枠だが、彼の出演分は主演俳優と同じくらい多く、“特別”にたくさん“出演”するという、特別出演の定義を塗り替える活躍を見せている。
イ・サンイが演じたファン・ソクホは、どうしても憎めない魅力的な人物だ。
中隊の代表として表彰された後、「生きていればこんな日も来るのだ」と感激する姿から、カン・ソンジェ(演者パク・ジフン)を救おうとして骨折した両腕にギブスをはめたまま、モールス信号で救助要請を送り、大隊長からの連絡一通で世界を手に入れたかのように喜んだのも束の間、すぐに挫折する姿が笑いを誘った。

感動を届けるのも、イ・サンイの役目だ。強風で飛ばされてきた看板がカン・ソンジェを直撃しそうになった瞬間、迷うことなく身体を投げ出して彼を保護したかと思えば、「俺はファン・ソクホ。我が中隊員たちを守れるのであれば、四肢がへし折れようとも絶対に倒れない」という名言を残した。
食糧不足によって、兵士たちの不安と対立が広がるなか、中隊長として責任感を持って、解決策を模索する過程を緻密に表現し、物語に深みを与えたイ・サンイ。彼の代えの利かない圧倒的な存在感こそが、“特別”に多く“出演”せざるを得ない最大の理由となった。
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