イ・ガンイン(25)は、アトレティコ・マドリードのユニフォームに着替えるか。
現在、所属しているパリ・サンジェルマン(以下、PSG)が彼を容易に手放さないという主張が出ている。
去る6月6日、PSGのニュースを扱う『カルチャーPSG』は、「イ・ガンインは、合理的な価格で移籍できるだろうか。スペインのメディアによると、韓国代表の攻撃的ミッドフィルダー、イ・ガンインは今年の夏に移籍する可能性が非常に高まっているなか、約3000万ユーロ(約55億円)の移籍金で獲得できる見通しだ。しかし、この評価額は実際の額とは多少差があるように見える」と報じた。
イ・ガンインは2026年夏のアトレティコの最優先目標とされている。彼は、過去の冬の移籍市場でも、アメリカのオーランド・シティに移るアントワーヌ・グリーズマンの後を継ぐ1番手と評価されていた。グリーズマンと同様に左利きであり、クリエイティブさによって、さまざまなポジションを消化できるという点で注目を集めた。
特に、イ・ガンインはスペインのマジョルカでプレーしていたときから、アトレティコの目を引き続けていた。1月には、初のプロ契約を結んでもらった縁もあるスポーツ・ディレクターのマテウ・アレマニーがパリを訪問し、イ・ガンインの獲得を打診した。
ただし、当時はパリ・サンジェルマンのルイス・エンリケ監督が、移籍を許さなかったため、実現しなかった。それでも、アトレティコは諦めず、イ・ガンインの獲得に再挑戦する計画だ。
イ・ガンインも新たな挑戦を望んでいる。彼は、エンリケ監督のもとでレギュラーの座を掴めず、万能な控えとしてのみ、活躍中であるためだ。特に、2年連続で欧州チャンピオンズリーグ(UCL)決勝戦において、1分もプレーできなかった。
全盛期を迎える年齢であることを考慮すると、より重要な役割を任せられるチームでプレーすることが良い選択になり得る。

『カルチャーPSG』も、「移籍の可能性はますます高くなっている。PSGもやはり2028年6月まで契約が残っているイ・ガンインの移籍を完全に阻むことはない見通しだ。現在、契約延長の交渉も事実上、進展がない状態だ」と付け加えた。
PSGもイ・ガンインの売却について、開かれているだけに、これからの焦点は移籍金の合意だ。イ・ガンインの契約期間は2028年夏までであるため、PSGとしても彼を格安で手放す理由はないからだ。
実際に1月、PSGはイ・ガンインの移籍金として5000万ユーロ(約92億円)以上を要求したとされており、現在イ・ガンインの市場価値は約2800万ユーロ(約51億円)と評価されている。
ただし、スペインでは楽観的な意見がある。スポーツ紙『マルカ』は、「今はPSGの交渉意思が完全に変化した」として、「利害関係者全員は、最終的に移籍金が2500万ユーロ(約46億円)水準でまとまると見ている」と主張した。
しかし、フランスでは雰囲気が異なるようだ。『カルチャーPSG』は、「3000万ユーロは多少低く評価された金額に見える。昨年夏、PSGはノッティンガム・フォレストが提示した総額6000万ユーロ(約110億円)のオファーを拒否した」と伝えた。

続けて、「このオファーは、基本移籍金3000万ユーロとボーナス3000万ユーロで構成されていた。もし現在の評価額が事実ならば、わずか1年で要求額を半分レベルに下げたことになる」と指摘した。
最後に、同メディアは「PSGは、一般的に選手を安値で売却するクラブではない。PSGが2023年にイ・ガンインを獲得したときの移籍金は約2300万ユーロ(約42億円)とされている」と述べた。
加えて、「その後、彼は意味のある役割を果たし、いくつかのビッグマッチでも存在感を示した。また、昨年アジア・バロンドールを受賞した。これはPSG入団時よりもはるかに高い評価を受けるに値する成果だ」と強調した。
(記事提供=OSEN)
◇イ・ガンイン プロフィール
2001年2月19日生まれ。韓国・仁川広域市出身。身長174cm。大韓民国のサッカー選手で、サッカー大韓民国代表。幼少期に出演したKBSサッカーバラエティ番組『飛べ、シュットリ』で類まれなる才能を発揮し、“神童”として一躍注目を集めた。2011年にスペインに渡りバレンシア下部組織に入団し、2018年10月にトップチームで公式戦デビュー。2021年夏にフリーでマジョルカに加入、2023年夏にフランスのパリ・サンジェルマンに完全移籍。マジョルカ時代の同僚である日本代表MF久保建英(レアル・ソシエダ)とは同じ2001年生まれで、普段から仲が良いことで知られている。


