森保ジャパンに続き韓国もメキシコで熱烈歓迎。ファン・ヒチャンが語る対戦国キーマンの素顔【北中米W杯】 | RBB TODAY

森保ジャパンに続き韓国もメキシコで熱烈歓迎。ファン・ヒチャンが語る対戦国キーマンの素顔【北中米W杯】

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森保ジャパンに続き韓国もメキシコで熱烈歓迎。ファン・ヒチャンが語る対戦国キーマンの素顔【北中米W杯】
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開幕が目前に迫った北中米ワールドカップ。開催国メキシコと同じグループAに入った韓国代表は、米ソルトレイクシティでの事前キャンプを終え、6月7日(日本時間)にベースキャンプ地となるグアダラハラへ乗り込んだ。

森保ジャパンは事前キャンプ中、モンテレイで現地ファンの熱烈な歓迎を受けて話題を集めたが、韓国も同じく“祝祭ムード”の中で現地入りした。

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現地到着初日の公開練習には、大会期間中の練習拠点「ベルデ・バジェ」にファン800人が殺到。練習前にはマリアッチ(メキシコの楽団)による演奏が行われ、現場にはトルタ・アオガダやロンチェ、 バンデリージャなど現地の名物グルメを楽しめる屋台も並んだ。

大会初戦まで残り3日と迫り、本番への機運が高まる中、MFファン・ヒチャン(ウォルヴァーハンプトン)が9日に同地で報道陣の取材に応じた。その口から語られたのは、対戦国に名を連ねる「同僚」たちへの警戒心だった。

チェコ代表主将は「警戒すべき一人」

初戦の相手となるチェコのキャプテンを務めるMFラディスラフ・クレイチーは、直近の2025-2026シーズンをウォルヴァーハンプトンでともに戦った間柄だ。

ファン・ヒチャンは「最も親しい選手の一人だ。食事も一緒にするし、個別に話もたくさんする。(W杯前に)お互いに”自分たちが勝つ”と冗談を言い合った」と明かす一方で、「頭の良い選手だ。戦術面でコーチ陣やチームメイトから信頼されている。当然、警戒すべき選手の一人だ。我々にも優れた選手がたくさんいるので、(チェコ攻略へ必要な)ディテールを(チームメイトに)しっかり伝えたい。必ず勝つ試合をしたい」と闘志を燃やした。

ファン・ヒチャン
ファン・ヒチャン

クレイチーは昨季にジローナからウォルヴァーハンプトンへ期限付き移籍し、主力CBとしてリーグ戦28試合に出場した。チェコ代表ではキャプテンとしてチームをけん引し、今年3月のW杯欧州予選プレーオフを勝ち抜いて自国を2006年ドイツ大会以来となる出場権獲得に導いている。

左利きで3バックの左を務め、191cmの長身を誇るうえに前線へのキック精度も高い。移籍情報サイト『Transfermarkt』での市場価値は2200万ユーロ(約40億円)と、現役のチェコ人選手の中でトップクラスの評価を受けている。韓国としては、攻撃陣の前線からのプレスを軸に、クレイチーの的確なパス配給を制限しなければならない。

メキシコ看板FWと「再会できるのは喜ばしい」

続く第2節で激突するメキシコにも縁のあるストライカーがいる。FWラウル・ヒメネス(フラム)はウォルヴァーハンプトンに在籍した際、ファン・ヒチャンと前線でコンビを組んだ過去がある。Aマッチ通算124試合45Gでメキシコの通算得点数歴代3位であるストライカーの元相棒とあって、この日練習場を訪れたメキシコメディアもファン・ヒチャンに熱視線を送っていた。

ファン・ヒチャンはヒメネスとの関係性を「(トッテナム時代の)フンミン兄さんとケインの関係のようなもの」と表現した。ソン・フンミン(ロサンゼルスFC)とハリー・ケイン(バイエルン・ミュンヘン)がトッテナム時代に2人でゴールを量産したように、自身もヒメネスとは攻撃の相性が抜群だったという意味だ。

「(ヒメネスとは)ウォルヴァーハンプトン時代にとても親しかった。彼のアシストからゴールを決めた記憶が今も鮮明に残っているし、会うといつも嬉しい。ワールドカップの舞台で対戦相手として再会できるのは喜ばしいことだ」と、かつての戦友と彼の母国で相まみえる喜びに顔をほころばせる。

とはいえ、ピッチ上で譲歩するつもりは毛頭ない。メキシコメディアなどを意識してかヒメネスの長所や攻略法への言及こそ避けたが、チェコとメキシコのキーマンを誰よりも熟知する“情報源”としての役割を全うするという意志は隠さなかった。

韓国代表
韓国代表

2018年ロシア大会、2022年カタール大会に次ぐ自身3度目のW杯。1996年生まれのファン・ヒチャンは、同い年のファン・インボム(フェイエノールト)やキム・ミンジェ(バイエルン・ミュンヘン)らとともに、キャリアの全盛期とも呼べる年齢で世界最高の舞台に挑む。

自身初のワールドカップとなったロシア大会ではグループステージ全3試合に出場。前回のカタール大会は怪我の影響で出遅れたものの、グループ最終節のポルトガル戦で途中出場すると、アディショナルタイムにソン・フンミンのスルーパスから劇的な決勝ゴールを沈め、12年ぶりとなる韓国のW杯ベスト16進出の立役者となった。今回は目立った負傷もなく、事前キャンプ中のテストマッチ2試合にも出場。万全のコンディションで開幕の時を待つ。

「代表では常に自分を捨ててプレーしてきた。毎試合、少しでも多くチームの力になりたい」。チームのために献身する覚悟を明かしたファン・ヒチャンの奮闘に期待したい。

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《スポーツソウル日本版》

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