BTSのワールドツアー「ARIRANG IN BUSAN」公演まで約1カ月となるなか、釜山で宿泊料金の高騰や宿泊施設による不当な対応が深刻化していることが明らかになった。
外国人観光客を中心に、一方的な予約キャンセルや高額な違約金に対する不満が相次いでおり、早急な対策が求められている。
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6月10日、韓国観光公社の「韓国観光データラボ」によると、5月に全国で受け付けられた観光関連の苦情は計368件で、このうち50.3%に当たる185件が釜山で発生した。
これは昨年1年間の釜山における苦情件数(239件)の77.4%に相当する数字だ。今年3月は38件、4月は48件だったが、BTSの釜山公演を控えた5月には185件へと急増し、わずか1カ月で前年の年間件数に迫る水準となった。
苦情が最も多かったのは「宿泊」分野だった。内訳を見ると、一方的な予約キャンセルや過度な違約金請求などに関する「一般宿泊施設」の苦情が133件と圧倒的に多く、衛生状態やサービスの質に関する「ホテル」の苦情も21件に上った。

このほか、「空港・航空」が9件、「タクシー」が7件だった。タクシーについては、メーターの不使用や危険運転などに関する苦情が寄せられた。
また、苦情申告者の83.8%が外国人観光客だったことから、韓国の国家イメージへの悪影響を懸念する声も上がっている。
業界では、BTSの釜山公演開催が発表された後、一部の宿泊施設が宿泊料金を通常の10倍以上に引き上げたり、既存の予約を一方的に取り消したうえで、より高額な料金で客室を再販売したりしたことが、苦情急増の背景にあるとみている。
こうした問題を受け、政府や自治体も対応に乗り出した。文化体育観光部と韓国観光公社は、6月12日から2日間、海雲台(ヘウンデ)市場で「K-観光マーケット スマイルキャンペーン」を実施する。商人会と連携し、価格表示の有無やカード決済への対応状況などを重点的に点検する予定だ。
また、宿泊施設や公共交通事業者を対象に、ぼったくり料金や不公正な取引行為に対する現場での取り締まりも強化する方針だ。


