俳優のソン・スンウォンに実刑判決が言い渡された。
「ユン・チャンホ法」が初めて適用された芸能人だ。
6月11日、ソウル西部地裁・刑事第5単独のキム・ヒョンソク部長判事は、道路交通法違反(飲酒運転)などの罪で起訴されたソン・スンウォン被告に対して懲役1年を言い渡し、法廷で身柄を拘束した。
ソン被告は昨年11月、泥酔状態で車を運転し、ソウル市内の幹線道路を逆走したとして裁判にかけられた。当時の血中アルコール濃度は0.165%で、免許取り消し基準である0.08%を大きく上回っていた。
また、警察の取り調べでは「トラブルになった運転代行の運転手が車を置いて立ち去った」と虚偽の説明をしたほか、交際相手にドライブレコーダーの回収を指示するなど、証拠隠滅を図った疑いも浮上した。

検察は懲役4年を求刑。さらに、裁判を控えた5月8日には、免許取り消し状態にもかかわらず車を運転していた事実も明らかとなり、波紋を広げた。
ソン被告の飲酒運転歴も深刻だった。これまでに5回摘発されており、2015年には2度の飲酒運転で略式命令を受けたこともある。さらに2018年には、ソウル・江南区の狎鴎亭洞で飲酒運転中に前方の車に追突したうえ逃走したとして起訴され、懲役1年6カ月の実刑判決を受けるなど、常習的に飲酒運転を繰り返していた。
裁判所は、飲酒運転による人身事故への処罰を強化した韓国の「ユン・チャンホ法」を適用。ソン被告は法改正直後に飲酒運転で摘発され、芸能人として初めて同法の適用を受けたケースとして知られている。
ソン・スンウォンは2009年にミュージカル俳優としてデビューし、『恋のドキドキ・シェアハウス~青春時代~』『ウラチャチャ My Love』などのドラマに出演してきた。
■【写真】ソン・スンウォン、父のベンツで無免許泥酔運転→逃走


