アジアカップ準優勝のヨルダン代表が、初出場のワールドカップでも快進撃を狙う。
ヨルダン代表は6月17日13時(日本時間)、米カリフォルニア州サンタクララのサンフランシスコ・ベイエリア・スタジアムで行われる北中米ワールドカップ・グループJ第1節でオーストリア代表と対戦する。
2024年アジアカップではグループ3位通過ながら準決勝で韓国を破るなど快進撃を見せ、準優勝に輝いたヨルダン。アジア最終予選は韓国やイラクなどと同居したグループBを4勝4分2敗の2位で通過し、悲願となるワールドカップ初出場を決めた。今大会ではオーストリア、アルジェリア、アルゼンチンと同居したグループJを戦う。
チームを率いるのは、現役時代にモロッコ代表として1998年フランスワールドカップに出場したジャマル・セラミ監督。フセイン・アモータ前監督の退任を受けて2024年6月に就任し、チームをW杯初出場へ導いた指揮官のもと、世界の舞台での躍進を目指すヨルダン代表で注目すべき選手を紹介する。

ニザール・アルラシュダン(27)
中盤でチームを支えるボランチ。2024年アジアカップは5試合1ゴール1アシストで準優勝に貢献し、アジア最終予選も9試合に出場した。これまでヨルダンやイラク、バーレーンなど複数の中東クラブを渡り歩き、UAEのエミレーツ・クラブ時代には元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタともチームメイト。現在はカタールSCでプレーしている。
イフサン・ハダド(32)
右サイドバックを主戦場とするキャプテン。アジアカップは過去2大会経験し、アジア最終予選は8試合に出場した。ヨルダン国内の複数クラブを渡り歩き、イラクのアル・クウワ・アル・ジャウウィーヤでもプレーし、現在は自国のアル・フセインに所属している。経験豊富なサイドのスペシャリストとして、チームに安定感をもたらすことが期待される。
アリ・オルワン(26)
ヨルダン代表歴代2位タイのAマッチ通算29ゴールを誇るストライカー。アジア最終予選では7試合で5ゴール1アシストと爆発し、自国のワールドカップ初出場に大きく貢献した。カタールやマレーシアのクラブを渡り歩き、セランゴールFCでは日本人の喜熨斗勝史監督の指導も受けたことも。昨年のアラブカップでも6試合6ゴールと大暴れしたFWは、世界の大舞台でも自慢の決定力を発揮できるか。
ムーサ・アルターマリ(29)
かつて「ヨルダンのメッシ」の愛称で知られたエース。2024年アジアカップでは準決勝の韓国戦で1ゴール1アシストと全得点に関与。アジア最終予選も7試合で2ゴール2アシストと活躍した。キプロスやベルギーを経て2023年にモンペリエへ加入し、リーグ・アン史上初、欧州5大リーグ史上初のフランス人選手となった。現在はレンヌに所属し、欧州の舞台で挑戦を続けている。

ヤザン・アルアラブ(30)
左利きのセンターバック。アジア最終予選では全10試合に出場し、最終ラインの壁としてチームを支えた。2024年夏にFCソウルへ加入して韓国Kリーグ初のヨルダン人選手となり、2025年のKリーグ1部年間ベストイレブンに選出。2025-2026シーズンのACLEではヴィッセル神戸と対戦した。

ヨルダン代表は17日にサンフランシスコ・ベイエリア・スタジアム(米カリフォルニア州サンタクララ)でオーストリア代表、23日にサンフランシスコ・ベイエリア・スタジアムでアルジェリア代表、28日にダラス・スタジアム(米テキサス州アーリントン)でアルゼンチン代表と対戦する。初戦のオーストリア戦と第2節アルジェリア戦は、スポーツ動画配信サービス『DAZN』で独占ライブ配信予定だ。
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