日本列島が激怒した猿真似パフォーマンス。
実行者のキ・ソンヨンが真相を告白した。
6月22日に配信されたTikTokオリジナルコンテンツ『ティキティキ・タカタカ トークトークショー』第9回には、セルティックなどヨーロッパでのプレー経験も豊富な元韓国代表MFキ・ソンヨンをはじめ、元eスポーツプレーヤーのホン・ジノ、警察官のクォン・イルヨン、犯罪分析官のピョ・チャンウォンが出演。サッカーと心理学をテーマに、多彩なトークを繰り広げた。
この日の放送では、勝敗を左右するPKやPK戦に隠された心理戦について掘り下げている。
特に「11mのロシアンルーレット」とも呼ばれるPK戦のプレッシャーについて語る中で、キ・ソンヨンは2011年アジアカップ準決勝の日韓戦を回想。PK戦を前に、パク・チソンやイ・ヨンピョら先輩の姿が見えなかった当時を振り返ると、アン・ジョンファンは「負担に感じるかもしれない」と共感した。


さらに、アン・ジョンファンとキ・ソンヨンがピッチ上で実際に経験した緊迫した心理戦を紹介すると、ピョ・チャンウォンは2006年ドイツW杯決勝で起きた“ジダンの頭突き事件”を例に挙げ、「それを“扁桃体ハイジャック”と呼ぶ」と説明。恐怖や怒りを感じた際、感情を司る扁桃体が判断や計画を担う前頭葉の働きを奪い、衝動的な行動につながる現象だと語った。
そして心理戦に長けた名将について、ピョ・チャンウォンはアレックス・ファーガソン氏を、キ・ソンヨンはラファエル・ベニテス氏を挙げた。
またキ・ソンヨンは、2011年アジアカップ準決勝の日韓戦で見せた“猿真似セレモニー”についても言及した。試合当時、日本を敵に回し、現在も語り継がれているほどの“事件”だが、なぜあのような行動に至ったのか。
先制ゴールを決めたキ・ソンヨンはパク・チソンと抱き合って喜び合ったのち、観客席へ駆け寄って“猿真似セレモニー”を披露したのだが、これが日本では大きな論争を巻き起こした。試合は激戦の末にPK戦にもつれ込み、日本が勝利している。
キ・ソンヨンは当時の心境について、「旭日旗を見て腹が立った」と告白。「多くの批判を受けたが、試合翌日、SNSのフォロワーが8万人増えた」と、大きな関心を集めた出来事だったことを明かした。

他にもキ・ソンヨンは「先輩たちがいたからこそ、自分たちはより楽にプレーできた。本当に大きな役割を果たしてくれた」と、アン・ジョンファンをはじめ道を切り開いてくれた先輩たちへの敬意も示した。
これに対しアン・ジョンファンも、「先輩たちがいたから自分もここまで来られたし、今の後輩たちも同じだ。そしてサッカーを愛してくれるファンがいるからこそ私たちはプレーでき、幸せを感じられる。感謝している」と述べた。


