俳優チェ・ウシクが、突然浮上した黒人ファンに対する差別の疑惑について釈明し、謝罪した。
6月28日、チェ・ウシクは自身のSNSを通じて、英文のコメントを投稿した。
投稿を通じて、彼は「もし見落としてしまっていたなら、申し訳ない!できるだけ多くサインをしようとしたが、時間が短すぎた。次またお会いできますように」と伝えた。
これは、先立って浮上していた“黒人ファン無視”疑惑に対する釈明だ。去る6月26日、ある黒人女性がSNSを通じて、フランス・パリのファッションショーの会場で、ある俳優から人種差別を受けたと主張し、動画を公開した。
好きな俳優からサインをもらうためにポスターとプラカードを持参したが、彼は自分と目も合わせないまま、ほかの人にだけサインをして去っていったという。
彼女は「パリのファッションショーで最悪の経験をした。私は普段『これは人種差別だ』と簡単に口にするような人ではない。だけど、今回はあまりにも不可解だった。今でも手が震えている」と伝えた。
続けて、「初めから期待して、持参したわけではない。たとえ私の物にサインをしてくれなかったとしても、それは構わない。理解できないのは、わざわざ私の目の前まで来て、ほかのファンにだけサインをしてあげたということだ。その場で、黒人は私一人だけだった」と主張した。

あわせて公開された動画では、俳優の顔にモザイクが施されていたが、それがチェ・ウシクであることはすぐに判明した。
しかし、また別の動画では、チェ・ウシクがほかの黒人のファンにサインをする姿が捉えられたことで、反論が相次いだ。
特に、動画を見ていても、会場には大勢のファンが押し寄せていたことが推測できるだけに、チェ・ウシクが困惑し、一部のファンを見落とすのも仕方がないという反応も続いた。
過去に人種差別反対のためのキャンペーン「ブラックアウト・チューズデー」にも参加していた彼を、短い動画で見せた行動だけで人種差別主義者に仕立て上げるのは、ともすれば魔女狩りになりかねないという意見だ。
なお、チェ・ウシクは現在、tvNの新ドラマ『クジラ星』(原題)を撮影中だ。彼は、映画『パラサイト 半地下の家族』への出演でも注目を浴びた。
(記事提供=OSEN)
◇チェ・ウシク プロフィール
1990年3月26日生まれ。幼少期に家族でカナダに移住したため、カナダ国籍を持つ。2010年の大学生時に友人の勧めで俳優を目指すようになり、生活拠点を韓国に戻した。2011年にドラマ『チャクペー相棒ー』でデビューし、以降さまざまな映像作品に出演。2015年には「青龍映画賞」で新人男優賞を受賞している。日本でも公開された大ヒット映画『パラサイト 半地下の家族』では貧しい家に生まれた聡明な青年、ギウを好演して大きな反響を得た。
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