IVEのウォニョンが、またも空港で議論の中心に立っている。
ただし今回は、態度ではない。身分確認のために帽子を脱いだ際に映った“ほぼすっぴん”の姿が、ネット上で品評の対象になったのだ。
【画像】「むくんでいる?」ウォニョン、空港で“ほぼすっぴん”
7月2日、ウォニョンは日本でのスケジュールのため、金浦国際空港の国際線ターミナルを訪れた。青い帽子を深くかぶって登場した彼女は、出国前の身分確認手続きで帽子を完全に脱ぎ、顔を見せた。
一見すれば、ただの出国手続きだ。しかし、その数秒の場面がSNS上で拡散されると、今度はウォニョンの外見をめぐる反応が相次いだ。
「化粧していなくてもきれい」「とても可愛い」「疲れて見える」「顔が少しむくんでいるようだ」といった声が出た一方で、一部では根拠のない施術疑惑や、人格攻撃に近い悪質なコメントまで寄せられた。
ただ問題は、褒めているか、けなしているか以前に、身分確認のために帽子を脱いだ一瞬の顔まで、当然のように評価対象にされてしまうことだろう。
公共性を失った“すっぴん品評”

そもそもウォニョンの今回の行動は、5月に起きた空港での“特別扱い”疑惑を意識したものとみられている。
当時、ウォニョンは中国・上海へ出国するため、同じ金浦国際空港を利用した。その際、身分確認の場面で帽子をかぶったまま、マスクだけを一時的に下げた姿が映像で拡散された。
すると一部のオンラインコミュニティでは、「本人確認が不十分だったのではないか」「特別扱いではないか」といった声が上がった。さらに、腕を組んでいたように見える姿や、パスポートを片手で受け取ったように見える場面まで切り取られ、「態度が悪い」「職員に失礼ではないか」といった批判にも発展した。
その後、この問題はウォニョン個人の態度論争にとどまらず、空港での本人確認手続きの公平性をめぐる議論にまで広がった。

韓国空港公社には、国際線の本人確認手続き基準を明文化してほしいという苦情・要望が寄せられ、同公社も本人確認時にはマスク、帽子、サングラスなど顔を隠すものを一時的に外すよう案内していると説明した。
つまり前回の論争には、一応の公共的な論点があった。空港保安、本人確認、公平性。ウォニョンへの批判が過剰だったとしても、そこには手続き上の疑問という形を取ることができた。
しかし今回は違う。
ウォニョンは前回の批判を意識したかのように、よりはっきりと本人確認に応じた。にもかかわらず、その映像が広がると、今度は“顔”そのものが評価されることになったのだ。
帽子を脱がなければ「態度が悪い」と叩かれる。帽子を脱げば「顔がむくんでいる」「疲れて見える」と指摘される。何をしても結局は評価されてしまう。ここに、ウォニョンをめぐる空港騒動の息苦しさがある。

ウォニョンはこれまでも、わずかな仕草や反応を切り取られ、何度も議論の対象になってきた。
空港での職員への対応、ファンや一般人との距離の取り方、突然近づいてきた子供への反応。状況はそれぞれ違うが、共通しているのは、数秒の映像だけで「態度」や「人間性」まで語られてしまう点だ。
今回も同じといえる。身分確認のために帽子を脱いだだけの場面が、いつの間にか外見評価の場になった。しかも、すっぴんに近い状態という、本人にとって決して見せるために準備した姿ではないものまで、ネット上で広く消費された。
何もかもを品評される異常さ
K-POPアイドルにとって、空港はもはや単なる移動場所ではない。
空港ファッション、出国写真、記者への表情、ファンへの手振り、警備員との距離、スタッフや職員への態度。あらゆる場面が撮影され、SNSで共有され、瞬時に評価される。
トップアイドルであればあるほど、その視線は厳しく、細かく、時に残酷になる。

とりわけウォニョンは、IVEの中心メンバーであり、K-POP第4世代の顔の一人だ。美貌、スタイル、表情管理、ファンサービス、言葉遣いまで、常に注目されてきた。だからこそ、何気ない一瞬も、すぐに意味づけられてしまう。
もちろん、スターである以上、公の場で見られることは避けられない。空港という場所で多くのカメラが向けられることも、K-POPアイドルの現実の一部ではある。
しかし、何もかもを品評されるという状態は、はたして正常といえるのだろうか。
身分確認のために帽子を脱いだだけの一瞬が、顔のむくみや疲労感、さらには根拠のない施術疑惑にまでつながるなら、それはもはや関心ではなく、過剰な消費に近い。
前回は“態度論争”だった。今回は“すっぴん品評”だった。論争の形は変わったが、根底にあるものは変わっていない。
今回の空港騒動が浮かび上がらせたのは、トップアイドルを一瞬たりとも“評価の対象”から解放しない、見る側の視線の異常さだ。
◇ウォニョン プロフィール
2004年8月31日生まれ。韓国・ソウル出身、本名チャン・ウォニョン。STARSHIPエンターテインメントで2年間のトレーニングを受け、2018年にMnetのオーディション番組『PRODUCE 48』に出演。同番組で最終順位1位に輝き、IZ*ONEのセンターとしてデビューした。優れた美貌と抜群のスタイルを誇り、デビュー当初は「奇跡の14歳」と話題を呼んだ。IZ*ONE解散後、2021年12月にIVEのメンバーとしてデビュー。身長は173cm。
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