「安養のファンと一緒にACLへ行きたいです」
昨夏にFC安養へ加入してから、ちょうど1年が経った。
ガンバ大阪(2022~2023年)でもプレーしたクォン・ギョンウォンは最近、本紙『スポーツソウル』のインタビューに応じた。
現在所属するFC安養について、「こんなチームはなかなかないと思う。試合でも日常生活でも苦しい瞬間は何度かあったが、チームには自分より年上の先輩が4人いる。その先輩たちにたくさん頼っている」と語った。
続けて、「降格に対するプレッシャーはあるが、少し耐性がついたのか、安養の一員としてどんなことでもやれる気がする」と強調した。

韓国代表としても豊富な経験を持つクォン・ギョンウォンは、5月に行われた全北現代モータースとの試合(1-1)で珍しい経験をした。ユ・ビョンフン監督が、クォン・ギョンウォンを含む長身DF4人を前線に配置するという大胆な采配を繰り出したのだ。
これについてクォン・ギョンウォンは、「自分もDF2人くらいが前線に上がることは想像していたが、4人は考えたことがなかった」と振り返った。
さらに、「チームのスカッドが悪いわけではないが、層が厚いとも言えない。『本当にうまくいくのか』とは思わなかったし、むしろ試合をひっくり返せるかもしれないと感じた。監督の本気で勝とうという意思が伝わってきたので、最前線で一度やってみようと思った。楽しかった」と笑顔を見せた。
FC安養は今シーズン、リーグ前半戦を4勝3敗8分の7位で終えている(全14チーム中)。敗戦数はリーグ最少だった一方、引き分け数は最も多い。
「よくやったとも言えないし、かといってすごく悪かったとも思わない。満足はしていない。あまり負けてはいないが、その分勝ち切れなかった」
そう前半戦を総括した。

2013年にKリーグの強豪・全北現代でプロキャリアをスタートさせ、UAE、中国、そして日本と豊かなキャリアを送ってきたクォン・ギョンウォンも、今年1月に34歳となり、キャリアの晩年に差しかかっている。
ベテランとなった現在については、「誰かに引退を決められるのではなく、自分で決断して辞めたいと思うまでプレーしたい」と語る一方で、「だからといって40歳までという目標があるわけではない。自分のパフォーマンスが落ちる時が来るだろう。30代半ばを過ぎるとコンディションの低下が大きくなるように感じる。そのため、体のケアには積極的に投資している」と明かした。
そんなキャリアの晩年を見据えるクォン・ギョンウォンだが、安養で実現したい夢があるという。
「安養のファンと一緒に飛行機に乗って、アジアの舞台を経験してみたい。それが実現できたら、もうこれ以上望むものはないと思う」
ベテランDFは、クラブとサポーターとともにアジアの舞台へ進む未来を思い描いていた。


