映画『HOPE』(原題)のナ・ホンジン監督が、カンヌ国際映画祭の記者会見で発生した人種差別に言及した。
7月6日、『HOPE』のメディア試写会がソウル江南(カンナム)区のメガボックスCOEXで開催された。試写会には、ナ・ホンジン監督をはじめ、俳優ファン・ジョンミン、チョ・インソン、モデル兼女優チョン・ホヨンが出席した。
『HOPE』は、非武装地帯にあるホポ港出張所の所長ボムソクが、町の若者たちから「トラが出没した」という知らせを聞き、村全体が非常事態となったなか、信じがたい現実に直面することから始まる物語だ。
これに先立ち、同作は「第79回カンヌ国際映画祭」のコンペティション部門に公式招待され、記者会見を行った。
会見には、ナ・ホンジン監督をはじめ、ファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨン、女優テイラー・ラッセル、アリシア・ヴィキャンデル、俳優マイケル・ファスベンダーが出席した。

しかし、会見である海外メディアの記者が「こんにちは。マイケル、アリシア」と挨拶した後、「残りは誰だか分からない」と話し、人種差別だと物議を醸した。
そして、今回のメディア試写会で報道陣がこの件に言及すると、ナ・ホンジン監督は「説明していただかなくてもわかっている」と答えた。
ナ・ホンジン監督は、「不愉快だ。ただ、だからといってそれを表に出す場ではないと思った。その話はこれ以上したくない」と短く切り上げた。
なお、映画『HOPE』は、来る7月15日に韓国で公開される予定だ。
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