飲酒運転で物議を醸した歌手イルが、約4年ぶりにステージへ戻ってきた。
認知症を患う母への涙の告白が注目を集める一方で、過去の不祥事をめぐり、復帰には冷ややかな視線も向けられている。
イルは7月8日、自身のSNSに「久しぶりにステージに立っただけに、慎重になり、とても緊張する舞台だった」と復帰の感想をつづった。
続けて「画面の中の自分の姿を母にもう一度見せることができ、意味深くありがたかった」とし、「多くの方々の応援と励ましのなかで楽しく幸せだった。改めて感謝申し上げる」と伝えた。
イルは7月6日に韓国で放送されたバラエティ番組『朝鮮の愛し人』(原題)の5周年特集のど自慢を通じてステージに上がった。放送活動を休止してから約4年ぶりのことだ。
彼はこの日、母が最も好きな曲である『黒いメガネ』(原題)を歌った。さらに、父で歌手のテ・ジナとともに『OK KYUNG I』のステージも披露した。

ステージの中心には家族がいた。テ・ジナの妻であり、イルの母は現在、認知症を患っている。イルは涙を流しながら、「もし母がこの放送を見てくれたら、申し訳ない、愛していると伝えたい」と話した。
続けて「母の息子として生まれたのに、本当に申し訳ない。あまりにも心配ばかりかけた」とし、「もし次の人生があるなら、母の息子としてもう一度生きてみたい。愛しているし、また会おう、母さん」と告白した。
家族に向けた涙は胸を詰まらせるものだった。しかし、イルの復帰には冷ややかな視線も送られている。感動的な告白でも過去の不祥事はあったことにならないという声だ。

イルは2022年、飲酒運転で物議を醸した。同年9月、ソウル龍山(ヨンサン)区漢南(ハンナム)洞で飲酒運転をした後、同乗者が運転したかのように虚偽の供述をさせた疑いで裁判にかけられた。
同年12月には、酒に酔った知人に自身の車を移動駐車させ、飲酒運転ほう助の疑いも受けた。また同じ日、飲酒状態で車を運転し、ソウルの江辺北路でガードレールに衝突する事故を起こした。
当時、車両は横転し、彼の血中アルコール濃度は免許停止レベルだったことが調査で明らかになった。イルは事件後、出演予定だったドラマ『秘密の女』を降板し、活動を中断した。
最終的に裁判所は、イルに懲役6カ月、執行猶予1年を言い渡した。イルは事件当時、「弁解の余地はない。心からお詫び申し上げる」と謝罪。その後、テレビやステージから姿を消していた。
■【写真】飲酒運転した歌手イルをかばった?“圧巻ボディ”で人気の美女ゴルファーが反論


