「生存の脅威にさらされている」
俳優キム・スヒョンに対する名誉毀損などの容疑で拘束起訴された悪質ユーチューバーが、拘置所から切実な訴えを伝えた。
YouTubeチャンネル「カロセロ研究所」は7月8日、配信を通じて、同チャンネルの元代表で、キム・スヒョンに関する疑惑を主張してきたキム・セウィが、拘置所から送った手紙の内容を公開した。
キム・セウィは手紙で、「刑務官から『ウン・ヒョンジャン(ユーチューバー“商売の神”)が供託金2000万ウォン(約200万円)を出し、私の領置金1億ウォン(約1000万円)を仮差し押さえする』という書類を受け取った」と明かした。

領置金とは、拘置所や刑務所内で日用品などを購入するために使える差し入れ金のことだ。
続けて、「私の領置金口座には30万ウォン(約3万円)があったが、仮差し押さえにより、ミネラルウォーター、トイレットペーパー、歯磨き粉、歯ブラシ、医薬品も買えなくなり、生存の脅威にさらされている」と主張した。
拘置所生活の苦しさも吐露した。キム・セウィは「ここ数日、風邪のような症状と腹痛で、朝と夜に嘔吐することが多い」とし、「風邪薬と腹痛薬も購入できない」と述べた。続けて、「購入した切手はもう4枚しか残っていない。トイレットペーパーも2個しか残っておらず、今後どれくらい耐えられるか分からない」とつづった。

キム・セウィは、裁判所に対し、最低限の生活費にあたる金額を仮差し押さえの範囲から除外するよう求める意向も示した。さらに、体調も良くないと主張している。キム・セウィは、先月30日から手紙を作成した今月2日まで、まともに一食も食べられなかったと明かした。
彼は「無理に食べようとすると、すべて吐いてしまう」とし、「どうやら心の病が体の病を引き起こしたようだ」と吐露した。続けて、「一番の心配は我々のカロセロ研究所だ。カロセロ研究所を必ず守ってほしい」と後援を呼びかけた。
キム・セウィの領置金の仮差し押さえを申請した人物は、カロセロ研究所の最大株主となったユーチューバー「商売の神」ことウン・ヒョンジャンだ。

ウン・ヒョンジャンは、カロセロ研究所が自身を攻撃すると、いっそ同チャンネルの買収に乗り出して反撃に出た。最近では、キム・セウィ代表の解任と経営権の再編を予告している。
その過程でウン・ヒョンジャンは7月1日、自身のライブ配信で、キム・セウィの拘置所の領置金債権1億ウォンを仮差し押さえしたと明らかにしていた。当時、ウン・ヒョンジャンは「キム・セウィが拘置所で絶対にソーセージも買って食べられないようにする」とし、「他人の口座で領置金を受け取って生活するなら、法務部に告訴・告発を進める」と述べた。
ウン・ヒョンジャンは、キム・セウィ名義の口座6つについても、1億2000万ウォン(約1200万円)規模の仮差し押さえを申請しているとされる。
なおキム・セウィは現在、俳優キム・スヒョンに関連する名誉毀損などの容疑で拘束起訴され、裁判を受けている。


