ガールズグループLE SSERAFIMのユンジンが、まさかの“ギャル化”で話題を集めている。
LE SSERAFIMの公式YouTubeチャンネルで公開された動画で、ユンジンはカズハの出身国である日本をイメージしたギャルスタイルに挑戦。
一方、日本出身のカズハは、アメリカ育ちのユンジンにちなんで“アメリカンホットガール”風のスタイリングを披露した。
いわば、互いのルーツをファッションで交換する企画だったわけだが、なかでも強い反響を呼んだのがユンジンのギャル姿だった。
濃いめのアイメイクや派手なスタイリングで、いつもとは違う雰囲気をまとった彼女の姿に、海外ファンからは「ギャルスタイリングが似合いすぎ」「本当にきれい」「ギャルのために生まれてきたみたい」といった反応が寄せられている。
ギャルといえば「ヤッホー」に?
実際、ユンジンのギャル姿を切り取った海外ファンの投稿は、X(旧ツイッター)で343万回以上表示されるほど拡散された。

投稿には「ユンジンはギャルキャラクターに入り込みすぎて、“ヤッホー”と言うのを止められなかった」と書かれており、ビジュアルだけでなく、キャラクターへのなりきりぶりにも注目が集まった。
興味深いのは、ここでユンジンが繰り返していた言葉が「ヤッホー」だったことだ。
いまK-POP界隈では、ギャルと「ヤッホー」が結びついて受け止められる場面が増えている。その流れを作った存在として外せないのが、ガールズグループRESCENE(リセンヌ)の日本人メンバー・ミナミだ。
RESCENEは2024年3月にデビューした5人組ガールズグループ。彼女たちの名前を一気に広げたきっかけのひとつが、リーダー・ウォニの個人YouTubeチャンネルから生まれた、ミナミの「巨済(コジェ)ヤッホー」ミームだった。
ミナミが見せたギャル口調と「ヤッホー」というフレーズは、K-POPファンの間を越えてオンライン上で拡散。大学祭などの現場でも「ヤッホー」と声が上がるほどの人気を得た。

そのキャラクター性はRESCENEの知名度を押し上げ、『LOVE ATTACK』がリバイバルヒットする流れにも追い風となった。
もちろん、ユンジンがミナミを直接真似たという話ではない。LE SSERAFIMの動画も、あくまでメンバー同士の出身国やイメージを入れ替えるファッション企画であり、特定の誰かをコピーする趣旨ではない。
ただ、それでもユンジンがギャルに変身し、「ヤッホー」を連発した姿がこれほど自然に受け止められているところに、今の韓国におけるギャルの消費のされ方が表れている。
韓国で広がるギャル人気は、もはや単なる平成日本ファッションの再現ではない。濃いアイメイク、存在感のあるまつ毛、派手なヘアピン、レッグウォーマー、厚底靴といった見た目の記号に加え、明るいテンション、独特の口調、そして「ヤッホー」のようなフレーズまで含めた“なりきりキャラクター”として再解釈されている。

つまりギャルは、表情、声のトーン、リアクション、言葉遣いまで含めて、ひとつの“サブキャラクター”になっている。だからこそ、K-POPアイドルのYouTube企画やショートフォーム動画との相性がいい。
普段はステージ上で洗練されたパフォーマンスを見せるアイドルが、別人格のようにギャルになりきる。そのギャップが一瞬で伝わり、切り抜き動画として拡散される。
ユンジンのギャル姿が妙にハマって見えたのも、彼女の明るく堂々としたキャラクターが、韓国で再解釈された“ギャル=ヤッホー”の記号にぴたりとはまっていたからだ。

近年、韓国芸能界ではK-POPアイドルだけでなく、女優やモデル、男性タレントまでがギャル風メイクやスタイリングに挑戦している。ギャルは今、若い女性だけのファッションではなく、「いつもと違う自分」を演じるための変身コンテンツになっている。
LE SSERAFIMのユンジンまで“ヤッホー”を連発した今回の動画は、その流れを象徴する出来事ともいえる。
日本で生まれたギャル文化は、韓国のK-POPコンテンツの中で、見た目だけでなくキャラクターごと再編集されている。いま韓国でギャルは、ファッションであると同時に、ひとつの“ノリ”になっているのだ。
■【写真】限界ギリギリ…LE SSERAFIM・ユンジンの“パンツレス”


