韓国のアニメーション監督ホ・ボムウクさんが、突然この世を去った。
新作の韓国公開を目前に届いた悲しい知らせに、衝撃が広がっている。
7月28日、韓国独立映画協会のペク・ジェホ理事長は自身のSNSを通じて、「故ホ・ボムウク監督が2026年7月28日に永眠されましたことを、謹んでお知らせいたします」と訃報を伝えた。
故人の祭壇は、ソウル・永登浦区の漢江聖心(ハンガンソンシム)病院葬儀場・特3号室に設けられ、出棺は30日午前8時に執り行われる。
ホ・ボムウクさんは、韓国のインディーズ長編アニメーションを代表するクリエイターの一人。8月5日には、自身2作目となる長編アニメーション『口蹄疫から生還した豚』の韓国公開を控えていた。
同作は、今年5月29日に日本でも劇場公開されている。

さらに、8月1日と2日にはロッテシネマ光教(クァンギョ)1館で無料試写会が開かれ、ホ・ボムウクさんによる舞台あいさつも予定されていただけに、突然の知らせは大きな衝撃を与えた。
『口蹄疫から生還した豚』の配給会社は、「まず、映画の公開を待ってくださっていた観客の皆さまに、突然このような悲しいお知らせをお伝えすることとなり、心より重い気持ちでおります」と明らかにした。
続けて、「『口蹄疫から生還した豚』を演出したホ・ボムウク監督が、7月23日(木)に不慮の火災事故に遭い、治療を受けていましたが、本日28日未明に亡くなりました」と説明した。
これに伴い、8月5日に予定されていた同作の韓国公開は、当面延期されることになった。

配給会社は「今後の公開および関連日程については、ご遺族と制作陣が心を落ち着けた後、改めてご案内いたします」とし、「深いご理解と寛大なご配慮をお願いいたします」と付け加えた。
最後に、「韓国アニメーションのために情熱を注いだ故ホ・ボムウク監督を深く追悼し、謹んでご冥福をお祈りいたします」と哀悼の意を示した。
ホ・ボムウクさんは、韓国映画アカデミー(KAFA)の正規課程第27期および長編制作課程を修了し、アニメーション演出の道を歩んできた。
短編『平凡な食事』(原題)を皮切りに、『善良な人間たちの都市』『ガラパゴス』(ともに原題)などで独創的な演出が注目され、長編デビュー作『青ざめた顔たち』(原題)で広く知られるようになった。
約10年ぶりの新作『口蹄疫から生還した豚』を通じて、韓国の観客と再会する予定だったが、封切りを前にこの世を去り、同作は遺作となった。
(記事提供=OSEN)


