俳優キム・スヒョンが、1年4カ月ぶりにカメラの前に姿を見せた。
警察の不送致決定が明らかになった直後、以前よりやや痩せた姿でファンに笑顔を届けた。
キム・スヒョンがモデルを務めるフィリピンのファッションブランド「BENCH」は8月2日、公式SNSに彼のあいさつ動画を公開した。
ブランド側は「愛されるグローバルBENCHセッターが帰ってきた」と伝え、キム・スヒョンの復帰を知らせた。2024年に彼を広告モデルに起用したBENCHは、最近、契約を更新したことも発表していた。
黒いTシャツ姿でカメラの前に立ったキム・スヒョンは、「こんにちは。キム・スヒョンです。本当にとても会いたかったです。久しぶりにごあいさつできて幸せです。たくさん期待してください。ありがとうございます」と語った。
あいさつを終えると、歯を見せて明るく笑い、手を振った。以前よりやや痩せたように見える姿も目を引いた。

今回の動画は、単なる広告映像の公開以上の意味を持つ。昨年3月、故キム・セロンさんとの未成年時の交際をめぐる疑惑が浮上して以降、キム・スヒョンがファンに向けて発した初めての公式メッセージだからだ。
復帰のタイミングにも注目が集まっている。
ソウル城東(ソンドン)警察署が、キム・スヒョンの児童福祉法違反および虚偽告訴の疑いについて、証拠不十分として不送致としたことが明らかになったのは、先月29日のことだった。キム・スヒョンはその4日後に広告動画を公開し、活動再開を予感させた。
注目すべきは、復帰の舞台が韓国国内ではなかった点だ。韓国のテレビ番組やドラマに先駆け、以前から縁のあるフィリピンのブランドがキム・スヒョンを前面に押し出した。韓国国内の世論よりも厚い海外ファン層を足掛かりに、活動再開への扉を開いた形だ。
1年4カ月ぶりにカメラの前で明るい笑顔を見せたキム・スヒョン。彼の復帰を最初に受け入れたのは、韓国のお茶の間ではなく、フィリピンの広告市場だった。
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。


