猛暑に負けないほど熱い“カムバック合戦”の幕が上がった。
8月のK-POP界には、各グループの持ち味を生かした多彩な音楽が次々と登場する。
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爽やかなサマーソングからパワフルなパフォーマンス、ダークなヴァンパイアの世界観、そしてユーモラスなサブキャラクターによる音楽まで、異なる色を持つアーティストたちが8月のK-POP界を豊かに彩る。
音源チャートや音楽番組にとどまらず、ワールドツアー、大型フェスティバル、自主コンテンツへと活動の場が広がっただけに、単なる順位争いよりも確固たるアイデンティティーの確立が最優先課題として浮上している。

先陣を切ったのはRed Velvetだ。Red Velvetは8月3日、新ミニアルバム『Velvet Summer』を発表し、グループを象徴するサマーソングでカムバックした。『Red Flavor』『Power Up』『Umpah Umpah』などを通じて“サマークイーン”の地位を築いた彼女たちが、再び季節感とグループのブランドを見事に融合させた。
KISS OF LIFEも夏のカムバック合戦に強力な一撃を加える。昨年、『Sticky』でヘルシーな爽快感を打ち出し、新たな“サマークイーン”として浮上した彼女たちは、今作を通じて夏の音楽シーンの主導権を完全に握る構えだ。新シングル『SWEAT』は、グループならではの自由なエネルギーに、スタイリッシュなエレクトロニックポップとラテンリズムを加え、ステージ上で圧倒的なパフォーマンスを届ける見通しだ。

世界的なファンダムを持つボーイズグループも相次いで新作を発表する。Stray Kidsは8月7日、新アルバム『THIS & THAT』を発表する。昨年11月以来、約9カ月ぶりとなる新譜だ。先行公開曲『RUN IT』で期待を高めた彼らは、新アルバムを携えてワールドツアーを展開し、カムバックの熱気を大規模なステージへ直結させる。

ENHYPENは21日に8thミニアルバム『THE SIN : BLISS』でカムバックする。全6曲を収録した同アルバムは、『THE SIN』シリーズの第2章で、デビュー当初から緻密に築いてきたヴァンパイアの物語を拡張する。一過性のコンセプトにとどまらず、長期的なストーリーを通じてコアファンダムの結束を強める巧みな戦略だ。

8月後半を飾るのはNCT 127だ。彼らは24日、7thフルアルバム『BLINGY』をリリースする。今年でデビュー10周年を迎えるうえ、メンバー全員がSMエンターテインメントと再契約を結んでから初めて発表するアルバムという点でも、特別な意味を持つ。グループ特有の実験的な音楽と独自のパフォーマンスを武器に、K-POPシーンでの存在感を改めて証明する予定だ。

一方、SEVENTEENのディノはサブキャラクター“ピチョリン”を正式なアルバムの主人公に据える大胆な試みで注目を集めた。ピチョリンは8月3日、1stミニアルバム『吉BOARD』をリリース。メンバー個人の実力を示す従来のソロ活動の枠組みを払い、バラエティーコンテンツで築いた世界観を正式な音楽IPに発展させるという新たな選択肢を提示した。

今年8月のK-POP界における最大の注目ポイントは、すべてのグループが「夏」をそれぞれの方法で徹底的に再解釈している点だ。あるグループは爽やかさを、別のグループは刺激の強いパフォーマンスを、また別のチームはラテンリズムとエレクトロニック音楽やHIPHOPエネルギーで、それぞれ異なる温度を表現する。
かつての夏の音楽シーンが画一的なシーズンソングに近かったとすれば、今年は自分たちの固有のアイデンティティを維持しながら、季節感を自然に取り入れる傾向が際立っている。トレンドに流されず、自ら夏の主役となった彼らが、大衆とファンダムの記憶にどのような鮮烈な余韻を残すのか、期待が高まっている。


