「同じやり方で嘲笑することはしない」
反フェミユーチューバーの訃報に、“宿敵”が思いをつづった。
韓国の政治活動家で、政治系ユーチューバーとしても活動するファン・ヒドゥ氏は8月5日、自身のSNSを更新した。
前日に報じられた、アンチフェミニズムを掲げるユーチューバー、ペ・インギュさんの訃報を伝える記事を共有するとともに、長文のコメントを投稿した。

ファン氏は「ペ・インギュ氏がこれまで故人をどのように嘲笑し、侮辱してきたのか、私はよく知っている」としたうえで、「私に対しても深刻な人格攻撃や脅迫、悪質な迷惑行為を繰り返していた人物だった」と述べ、長年にわたる対立があったことを明かした。
また、「私が告訴し、刑事裁判では有罪判決が言い渡された。その後、民事訴訟も進めていた」と説明。ペ・インギュさんは2022年、自身のYouTubeチャンネルでファン氏を侮辱したとして罰金70万ウォン(約7万円)の判決を受け、さらに損害賠償訴訟でも今年2月に1000万ウォン(約100万円)の支払いを命じられている。
それでもファン氏は「同じやり方で嘲笑することはしない」と強調。生前に相手が用いた攻撃的な言葉を、その死後に返すつもりはないとの考えを示した。

ペ・インギュさんは5日午前、仁川市中区・永宗島のマンションで死亡しているのが見つかった。現場から遺書は見つかっておらず、警察は事件性はないとみて、死因などを調べている。
ペ・インギュさんはアンチフェミニズム団体「新男性連帯」の代表として、YouTubeや集会を通じて政治・社会問題に関する主張を発信。尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の弾劾反対集会を主導したことでも知られたほか、昨年は覚醒剤使用容疑で書類送検されていた。


