今井美樹が8月6日、東京国際フォーラム ホールAで全国ツアー「今井美樹 40th Anniversary “Our Songs!!” TOUR 2026 ~smile~」のファイナル公演を開催した。デビュー40周年を迎えた節目の年を彩るツアーは、全国23カ所25公演すべてがソールドアウトとなり、最終日には約5000人の観客が詰めかけた。
白のドレープトップスとエメラルドグリーンのワイドパンツ姿で登場した今井は笑顔で両手を広げ、颯爽とステージの中央に立つと、彼女を飛躍させるきっかけとなった初期の楽曲「彼女とTIP ON DUO」で公演をスタート。続いて「微笑みのひと」、初期を代表するバラード曲「瞳がほほえむから」を披露し観客を魅了した。

MCではコンサートシリーズ「Our Songs!!」について、「“My Songs”でも“Your Songs”でもない、私たちの“Our Songs”です」と語り、音楽を通じて人生の思い出を共有したいという思いを明かした。
約8年ぶりとなるオリジナルアルバム『smile』からは「One more smile」「美しい場所~Final Destination~」「VOICE」を披露。「VOICE」ではその出来に納得がいかなかった様子で「もう1回やらせていただいてもいですか?」と急遽再演するサプライズも。妥協を許さない今井の姿勢に大きな拍手が送られた。
今井は「40年という長い時間を歩いてこられたのも、みなさんのおかげです。いつも音楽がそばにいてくれて、その音楽をみなさんが受け取ってくださったからこそ歌い続けることができた」とファンへ感謝を伝えた。

終盤には「野性の風」から名曲「PRIDE」へとつながる圧巻の流れを展開。「PRIDE」では客席から感嘆の声が上がり、今井の歌声が持つ温もりが会場に広がった。
第2部では濃紺のパンツのスタイリッシュな衣装へチェンジすると「The Days I Spent with You」「Miss You」など90年代の名曲も披露。今井は「旅は予定通りにいかないことが多くて、人生も同じだなと思います。寄り道もしたし、突然の雨でびしょ濡れにもなったけど、それでも自分の足で歩いてきたから、こんなに素敵な景色に出会えた」と40年を振り返ると「PIECE OF MY WISH」を情感豊かに歌唱した。

アンコールでは「空に近い週末」「Life is a journey」、ラストに「Goodbye Yesterday」を届け「明日のあなたも、どうか輝いていますように」と観客に呼びかけた。全18曲で構成された公演は80年代、90年代、最新作『smile』までを網羅した“オールタイム・ベスト”といえる内容となった。

