アメリカの歌手クリス・ブラウンが、ボーイズグループBTSの海外ファンに暴言を吐き、注目を集めた。
去る8月15日、BTSのJUNG KOOKのファンであると明かしたある女性ティックトッカーは、RMとJ-HOPEの最近の行動について、意見を明かした。
彼女は、同日公開した動画にて、「今BTSにすごくハマっている」として、「私は保守的な価値観を持つキリスト教徒だ。クリス・ブラウンを支持せず、虐待・暴力の加害者たちを擁護することもない」と語った。
続けて、「私たちは彼らを直接知っているわけではない」として、「この件について怒り続けたところで、彼らの言動、あるいはこれから起きることに対して、私たちができることはほとんどない」と付け加えた。
芸能人の日常を過剰に気にすることなく、適度な距離を置くことが精神衛生上良いという、ごく当たり前の話であった。
ただ、クリス・ブラウンはこの動画を見て腹が立ったのか、コメント欄に「祈ってろ、XX」という暴言を残した。常識的には、理解しがたい行動であった。

これを受け、海外のネットユーザーは、「BTSのファンを嘲笑し見下す態度だ」「どうしてそんなひどいことを言うのか」「正気か?」といった返信を残し、クリス・ブラウンを批判した。
問題のコメントをスクリーンショットして、さまざまなSNSに共有し、これは瞬く間に物議を醸した。事態が深刻化すると、クリス・ブラウンは遅れてコメントを削除した。

しかし、クリス・ブラウンがコメントを削除した後も、BTSのファンはなかなか怒りを静めることができなかった。むしろこのことの影響がBTSにまで広がった。
実際に、ファンは「クリス・ブラウンはBTSが自分の味方だと思っているようだ。だから私たちの空間にまで乗り込んできて、私たちを侮辱する」「BTSが確実に自分の味方だと信じているようだ。おめでたいですね。反吐が出る」など、現在の状況に対する不満をあらわにした。

これに先立ち、8月12日、BTSのRMとJ-HOPEはカナダ・トロントのロジャーズ・スタジアムで開催されたクリス・ブラウンと歌手アッシャーのR&Bツアー公演を観覧した。
さらに、2人はバックステージでブラウンとアッシャーに会い、一緒に写真を撮影し、これをSNSに共有した。RMとJ-HOPEが踊りながら公演を楽しむ姿が、現地のファンに目撃されることもあった。
これに対し、BTSのファンは、RMとJ-HOPEに大きく失望した様子だった。クリス・ブラウンが長年、さまざまな私生活および法的論争を引き起こしてきたためだ。
実際、クリス・ブラウンは2009年に当時の恋人で歌手リアーナをひどく暴行した過去を持ち、2014年にもアメリカ・ワシントンD.Cのホテルでファンを暴行して逮捕された。また、2023年には、イギリス・ロンドンのクラブで音楽プロデューサーを暴行し、物議を醸した。

これまでBTSは世界に良い影響力を与えてきたと評価されているため、ファンの激しい反発は当然のことであった。今もBTSのファンは、RMとJ-HOPEがクリス・ブラウンとともに談笑したことそのものにひどく憤慨している。
そして、そのような状況で、BTSのファンに暴言まで吐いたクリス・ブラウン。さらに心苦しいのは、この件に関連してBTSや所属事務所のコメントが未だに一切ないという事実であろう。


