「沈黙は耳をつんざく」BTS・RM、積み上げた“高評価”に傷 女性支援団体がロールモデル認定を無期限停止に | RBB TODAY

「沈黙は耳をつんざく」BTS・RM、積み上げた“高評価”に傷 女性支援団体がロールモデル認定を無期限停止に

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「沈黙は耳をつんざく」BTS・RM、積み上げた“高評価”に傷 女性支援団体がロールモデル認定を無期限停止に
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一枚の写真が、BTS・RMへの高い評価まで揺らした。

騒動は、SNSの外へ広がっている。

【写真】BTS・RM、問題視されている一枚の写真

女性への暴力防止を目的に活動する米非営利団体「The Pixel Project」が8月19日、RMを同団体の「女性への暴力をなくすために行動する男性ロールモデル」のリストから無期限で外すと発表した。

きっかけとなったのは、RMとJ-HOPEが米歌手クリス・ブラウンと撮影した一枚の写真だった。

もともとは“模範的な男性”として評価

今回の決定が注目されるのは、The Pixel Projectが以前からRMを批判していた団体ではないからだ。

むしろ逆だった。

同団体は2024年、RMを「女性への暴力をなくすために貢献する16人の男性ロールモデル」の一人に選出している。

BTS・RM
(写真提供=OSEN)BTS・RM

その理由について、「RMが長年にわたり、自身の内面化された女性蔑視と向き合い、芸術分野の女性を支援し、女性への暴力について声を上げてきたことを確認したうえで、彼を選出した」と説明している。

さらに2025年には、「完璧ではないが良い男性ロールモデル」の事例として、RMを同団体の記事で取り上げていた。

つまり今回の措置は、もともとRMを高く評価していた団体が、その評価をいったん止めたという意味を持つ。

発端は8月12日だ。

RMとJ-HOPEは、カナダ・トロントで行われたクリス・ブラウンとアッシャーのコンサートを観覧。会場で楽しむ様子もSNS上で広がった。

その後、クリス・ブラウンがRM、J-HOPEと一緒に撮影した写真を公開した。

問題視されたのは、クリス・ブラウンに過去、女性への暴力をめぐる複数の問題があったことだ。2009年には当時交際していたリアーナへの暴行事件で有罪となった。その後も暴力や脅迫をめぐる問題が報じられてきた。

そのため、一部の海外ファンからは「なぜBTSのメンバーが彼と公に交流するのか」と失望の声が相次いだ。

もちろん、RMやJ-HOPEがクリス・ブラウンの過去の行為を支持すると発言した事実はない。それでも、The Pixel Projectは今回の写真を重く受け止めた。

問題視したのは“意図”よりも“影響”

The Pixel Projectの声明で印象的なのは、RMとJ-HOPEに「女性への暴力を支持する意図があった」と決めつけてはいないことだ。

リストから無期限で外すと発表
(画像=The Pixel Project)RMを「男性ロールモデル」リストから無期限で外すと発表

同団体が問題にしたのは、“意図”よりも“影響”だった。

声明では、「意図と影響が、常に一致するわけではない。たとえRMとJ-HOPEに、その写真を“加害者や女性への暴力を公に支持するもの”にする意図がなかったとしても、彼らほどの知名度があれば、結果的に何百万人ものファンや一般の人々の前でブラウンに発信の場を与えることになる」と指摘している。

つまり、「本人たちがどういうつもりだったのか」ではなく、「世界的スターの行動が、外からどう受け取られるのか」を重視したということだ。

さらにThe Pixel Projectは、写真が公開された直後に判断を出したわけではない。

団体は「私たちは、この騒動に対応する前に、RMがクリス・ブラウンのコンサートについて公に説明、あるいは何らかの言及をするのを待っていた」としている。

しかし約1週間が過ぎても、RMから公の説明はなかった。

同団体は「RMは1週間にわたって沈黙を続けており、その沈黙は耳をつんざくほどだ」と、強い言葉で問題視している。

また、RMだけでなくJ-HOPEや所属先HYBEについても、今回の件について沈黙していると指摘した。

BTS・RM
(写真提供=OSEN)BTS・RM

そのうえでThe Pixel Projectは、RMに完璧さを求めているわけではないと説明。「私たちは、RMを含め、どの男性ロールモデルにも完璧であることを求めてきたわけではない。結局のところ、誰もが人間だからだ」とした。

そして、「女性アーティストや女性作家を支援し、フェミニズムについて学び、自身の歌詞について女性学の教授に相談し、女性への暴力について声を上げてきた、あなたのこれまでの努力を思い出してください」と呼びかけている。

単なる“SNS炎上”から一段進んだ?

今回の出来事で重要なのは、単にネット上で批判が続いているということではない。

これまでRMを「女性への暴力防止に貢献する男性ロールモデル」として正式に評価していた団体が、その評価を自ら無期限で停止したことだ。

The Pixel Projectは、2025年の記事についても見直し、修正するとしている。

一方、今回の措置をめぐっては新たな議論も起きている。

オンライン上では、The Pixel Projectの判断を支持する声がある一方、団体の判断に反発する声も出ている。関連投稿のなかには100万回、200万回を超えて表示されたものもあり、RMをめぐる論争そのものがさらに大きくなっている。

ただ、ここで改めて整理しておきたい。RMとJ-HOPEがクリス・ブラウンの過去の行為を支持したと確認されたわけではない。

ただ、世界的な知名度を持つBTSだからこそ、「誰の公演に行くか」「誰と写真を撮るか」といった行動まで、価値観を示すものとして受け止められることがある。

The Pixel Projectの今回の決定は、その現実を象徴する出来事といえそうだ。

一枚の記念写真から始まった騒動は、ついに、RMが長年積み上げてきた“社会的な評価”の一角にまで影響を及ぼし始めている。

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《スポーツソウル日本版》

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