韓国芸能界で、写真の無断使用やAI悪用による被害が相次いでいる。
今度は、芸能人本人だけでなく家族まで標的となった。
最近、タレントのイ・ジヘは自身のSNSを通じて、長女テリちゃんの幼少期の写真が、ある商品の広告投稿に無断で使用されていたことを明らかにした。
イ・ジヘは「たくさんの情報提供が寄せられています。このように無断で使用してはいけません。すぐに写真を削除してください。近いうちに法的対応を取ります」とし、強硬な対応を予告した。
公開された投稿には、テリちゃんの写真とともに商品の価格や購入を促す広告文が掲載されていた。一見すると、イ・ジヘ側がその商品を直接宣伝しているかのように誤解されかねない内容だった。なお、該当の投稿は現在削除されている。

イ・ジヘは、わずか2カ月前の今年6月にもAIディープフェイク広告の被害を訴えていた。
当時、イ・ジヘがサツマイモのお菓子を食べたり、アンダーウェアを手に持ったりしながら商品を宣伝しているかのように作られたAI合成動画が登場。イ・ジヘ本人が「自分が撮影した広告ではない」と直接注意を呼びかけたほか、歌手シンジまで本物の広告だと勘違いして商品を注文したことを明かし、衝撃を与えた。
韓国芸能界に広がるディープフェイク被害
最近、韓国芸能界ではこのように、芸能人の顔や声を無断で利用したディープフェイクやなりすましによる被害が相次いでいる。
SUPER JUNIORのヒチョルも、自身の顔と声が合成された違法賭博サイトの広告が拡散されたことを明かし、「あまりにも怖くて、すぐに会社へ通報した」と打ち明けた。
また、俳優キム・ソンホ側も最近、SNS上でキム・ソンホのディープフェイク動画やなりすましを利用し、金銭を要求する事例が発生しているとして、ファンに注意を呼びかけている。

そうしたなか今回は、有名人本人だけでなく、テレビ番組やSNSなどを通じて顔が知られている子どもの写真まで広告に無断使用されたことで、家族の写真公開にも注意が必要だとの声が上がっている。
最近では、芸能人が家族と一緒にバラエティ番組へ出演したり、SNSを通じて子どもの日常を公開したりすることも珍しくなくなった。その一方で、一度オンライン上に公開された写真や動画は、本人たちが想定していない場所で無断使用される可能性も否定できない。
特にAI技術の発達によって、顔だけでなく声まで本物のように再現できるようになったことから、有名人本人だけでなく、その家族の写真や映像の扱いにも、より慎重な対応が求められている。
ただし、今回のテリちゃんのケースは、AIで写真を合成したディープフェイク被害ではなく、既存の写真が広告に無断使用された事例だ。
それでも、イ・ジヘ本人が以前にAIディープフェイク広告の被害にも遭っているだけに、オンライン上に公開された写真や動画の無断使用という問題に、改めて警鐘を鳴らす出来事となっている。
(記事提供=OSEN)
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