戦後から現代に至るまで、日本外国特派員協会(FCCJ)で行われた数多くの記者会見の記録をたどり、膨大な音声や写真アーカイブをもとに、歴史的瞬間を振り返るドキュメンタリーシリーズ『歴史の証言~あの日何が語られたのか~』。同作の新作2本が8月21日よりヒストリーチャンネル公式YouTubeにて無料公開される。
今回公開される映像は「冷戦の終章:ゴルバチョフに挑んだ男」と「横田滋・早紀江夫妻:北朝鮮拉致被害 消えない怒り」の2本。

「冷戦の終章:ゴルバチョフに挑んだ男」では、ソ連を崩壊させ初代ロシア大統領となったボリス・エリツィンが、1990年に日本で行った会見の音声と写真を収録。当時、ソ連ではミハイル・ゴルバチョフがペレストロイカ(立て直し改革)を進めていたものの、国家そのものが揺らぎ始めていた。ゴルバチョフの緩やかな改革に対し、急進派だったエリツィンは対立を深めており、会見では“打倒ゴルバチョフ”に燃えていた時期のエリツィンの姿が記録されている。

「横田滋・早紀江夫妻:北朝鮮拉致被害 消えない怒り」では、当時13歳にして北朝鮮に拉致された被害者・横田めぐみさんの両親である横田夫妻が、2014年に行った会見映像を公開。北朝鮮による拉致問題の解決、家族を取り戻すことを願う切実な思いを国際社会に訴え続けた夫妻の姿が映されている。


会見で「これからの北朝鮮にも“本当の自由はどんなに素晴らしいものか”というのを知っていただきたい」と呼びかける早紀江さんは現在90歳。2020年に滋さんを亡くしてから6年が経つ現在も変わらず、“家族に会いたい”一心で発信を続けている。

