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宮田愛萌、初の小説シリーズ化に喜び!取材した高校生の“みずみずしさ”に刺激

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宮田愛萌【撮影/平木昌宏】
宮田愛萌【撮影/平木昌宏】 全 11 枚
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 宮田愛萌が22日、東京・ブックファースト新宿店で行われた新刊『夏までに』(講談社)の発売記念会見に登壇。初めて自身の小説がシリーズ化された喜びや、作品に収録した短歌へのこだわりを語った。

宮田愛萌【撮影/平木昌宏】
©宮田愛萌『夏までに』/講談社

 8月5日に発売された『夏までに』は、2024年刊行の小説『春、出逢い』に続く短歌甲子園シリーズ第2弾。短歌甲子園に憧れてきた東雲菜海と、自分の好きなように一人で短歌を作ってきた神安海禾が、星澤高校文芸部でともに大会へ挑む姿を描いた青春小説で、宮田によるオリジナル短歌約60首が収録されている。

©宮田愛萌『夏までに』/講談社
©宮田愛萌『春、出逢い』/講談社

 初めて自身の小説がシリーズ化されたことについて、宮田は「『春、出逢い』が出たときから、みんなに『じゃあ次、夏じゃん』と言われていて。軽い気持ちで言っているだけだと思ったら、世の中には言霊というものがありまして」と笑顔。「本当に書く流れになって、『うそでしょ』と思って怯えていたんですけど、書いてみたらめちゃめちゃ楽しくて。続きだからこそ、どういうふうに書こうかと考えている時間もめちゃめちゃ楽しかった」と振り返った。

宮田愛萌【撮影/平木昌宏】

 執筆にあたっては、岩手県盛岡市で行われている短歌甲子園を実際に観戦し、高校生にも取材したという。宮田は「高校生ってまぶしいなと思いました」と回想。高校生が詠んだ短歌について、作品だけを見れば年齢を強く意識することはないとしながらも、「読んでいると、独特の高校生の雰囲気があるんですよ。そういうみずみずしさがあって、すごくいいなと思いました」と語った。

 さらに、「懐かしさもありつつ、部活に捧げている高校生ってすごくいいなと思って。そういう姿を書けたらいいなと思いながら取材しました」と、現地での経験を創作に反映したことを明かした。

宮田愛萌【撮影/平木昌宏】

 作中の短歌については、登場人物それぞれの個性が表れるよう詠み分けたという。「いろいろな人の歌を詠まなければいけなくて、自分の短歌になってはいけない。『私だったらここはこうしない』『ここはちょっと気に入らない』と思っても、それは私がいいと思うものであって、登場人物がいいと思うものではない」と創作上の苦労を告白した。

 同作では少女たちのライバル関係も描かれるため、「相手を意識しているけれど、意識していないような歌を作りたい」と工夫したという。

 短歌甲子園の面白さについては、3人1組のチームで戦う点を挙げた。出場者たちが互いの歌を事前に読み、「ここはこう言おうか」と話し合う姿を目にしたといい、「終わった後にちょっと緊張が緩んだときの関係性もあって、チームで戦っているというのが、短歌甲子園ならではの魅力」と説明。相手の歌に意見をぶつけることで、さらに読みが深まっていく点にも魅力を感じたという。

宮田愛萌【撮影/平木昌宏】

 短歌そのものについては、「31文字という限られた中で、どれだけの思いを詰め込んで、どれだけの思いをそぎ落とせるか。何を書いて、何を書かないかがすごく大事」と力説。「作者の手を離れたら、今度は自分で自由に読み取ることができる。『この歌はここがいいよね』『ここはこういうことなのかな』と想像するのもすごく自由で、自分だけのものになっていく」と、その奥深さを語った。

 また、会見では30歳までにやっておきたいことを尋ねられる場面も。現在28歳の宮田は「街を歩いていて、すれ違った人に振り返られたい。『え、きれい』みたいな」と回答した。

 その真意について、「スタイルだけじゃなくて、たたずまいや所作のきれいさもあると思っていて。友達にも『マジでなんかきれいだよね』って言われたい」と説明。直後には「浅い? もうちょっと深いことにしようかな」と自らツッコミを入れ、会場を笑わせた。

宮田愛萌【撮影/平木昌宏】
宮田愛萌【撮影/平木昌宏】

 最近は週3~4回ほどジムに通っているといい、「体づくりとか健康管理を頑張りたい」と宣言。「だって32歳が一番きれいなんで。32歳に向けて、私たちは向かっていかなきゃいけないんですよ。そこにピークを持っていこうという気持ちで」と目標を明かした。

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《平木昌宏》

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