2027年放送のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の新たな出演者が発表された。第6弾となる今回は、主人公・小栗忠順(松坂桃李)とライバル・勝海舟(大沢たかお)の家にゆかりのある6名が決定。あわせて番組ロゴも公開された。

勝海舟の妻・たみを演じるのは瀧内公美。江戸神田の商家に生まれ、深川で芸者をしていた頃に勝と出会い結婚する。貧しい暮らしにもめげず勝を支え、出世後の勝に多くの愛人がいた際にも、彼女たちとともに暮らしながら子どもたちを分け隔てなく育てる、勝家の“ゴッドマザー”のような存在だ。

瀧内は「海舟が抱き続けた信念を見守り、たみさんとして“凛と、たくましく”在り続けたいと思います。心を込めて演じます」と意気込みを語っている。
小栗家の養子・小栗忠道(悌次郎)役には齋藤潤が決定。大河ドラマ初出演となる。小栗の幼なじみ・駒井朝温の次男として生まれ、小栗が遣米使節に選ばれた際、小栗家の養子となる。その後、小栗が開いた横浜仏語伝習所でフランス式の兵学や軍事教練を学び、徳川慶喜とフランス公使の会談では通訳を務めるまでに成長する。

齋藤は「初めての大河ドラマ出演、とても緊張しております。父である松坂桃李さんの背中を全力で追いかけてまいります」とコメントしている。
小栗の妻・みちの父で、播磨国林田藩の八代藩主・建部政醇を飯尾和樹が演じる。小栗家と近しい関係にあり、珍しい品や道具を集める趣味を持つ人物。飯尾は大河ドラマ「おんな城主 直虎」以来の出演となり、「薬売りから出世しました!一万石の殿様、建部政醇さんです!」と喜びを語った。

小栗の従者・荒川祐蔵役には草川拓弥。常陸国出身で、放浪の末に小栗の従者となった人物で、粗野に見える一方、勘が鋭く頭の切れる一面を持つ。小栗にその素質を見抜かれ、遣米使節団にも随行する。草川にとっては15年ぶりの大河ドラマ出演となる。

小栗家家老格・武笠祐左衛門役には、スチャダラパーのANIが大河ドラマ初出演。小栗家に長く仕える実務家で、当主不在となる小栗の渡米中も留守宅を守る。ANIは「ちゃんと名前がある役は初めてなのでちょっとドキドキしてます」と心境を明かした。

さらに、小栗家の知行地・上州権田村の名主、佐藤藤七を甲本雅裕が演じる。農民から武士へと取り立てられ、54歳で遣米使節団に随行してアメリカへ渡るという異色の経歴を持つ人物だ。甲本は「農民の役は初めて」とし、「これからの撮影期間の1日1日が新たな歴史になるよう日々新鮮に臨みたい」と意気込んでいる。


