ドラマで宿敵を演じる2人は、私生活でも対照的だ。
韓国を代表するトップスター、ヒョンビンとチョン・ウソンが再び真正面からぶつかる。
『メイド・イン・コリア』のシーズン2が、9月9日にディズニープラスで公開される。
9月2日にソウルで行われた制作発表会には、主演のヒョンビンとチョン・ウソンをはじめ、ウ・ドファン、ソ・ウンス、ウォン・ジアンら主要キャストがそろって登場した。
舞台はシーズン1から9年後の1979年。ヒョンビン演じるペク・ギテは、中央情報部長職務代行にまで上り詰めながら、さらに高い地位と富を求めて突き進む。
一方、チョン・ウソン演じるチャン・ゴニョンは、かつてペク・ギテに敗れ、すべてを失ったところから反撃へ。合同捜査本部の特任顧問として戻り、正義と私的な復讐心の間で揺れながら再び宿敵と対峙する。
シーズン2最大の見どころの一つは、やはりトップスター2人の再対決だ。ただ、対照的なのはドラマの中だけではない。

同じ韓国を代表する男性俳優であり、ともに息子を持つ父親でもあるヒョンビンとチョン・ウソンだが、私生活、とりわけ「家族」をめぐって歩んできた道はずいぶん違う。
“愛の不時着婚”から父親になったヒョンビン
ヒョンビンは2022年3月、女優ソン・イェジンと結婚した。
2人はドラマ『愛の不時着』で共演したことで広く知られ、その後、現実でも交際へ発展。同年11月には第1子となる男児が誕生した。

それから約4年。夫妻の息子はすくすくと成長しているようだ。
今年6月、ソン・イェジンは家族で休暇を楽しむ様子をSNSに公開。海辺で息子と過ごす写真では、以前より大きくなった姿が注目を集めた。
さらに別の日の投稿では、ヒョンビンとみられる男性と抱き合う姿も公開された。顔はスタンプで隠されていたものの、家族写真では夫と息子の顔だけを隠しており、夫妻が一緒に旅行を楽しんでいたとみられている。
公に伝えられている姿を見る限り、ヒョンビンは人気女優との結婚、息子の誕生を経て、家族と穏やかな時間を重ねている。

作品の中では権力と欲望を追う男を演じながら、現実では夫、そして父親としての日常を送っているわけだ。
チョン・ウソンは“婚外子騒動”で父親に
一方、チョン・ウソンの父親としてのスタートは、まったく違う形で世間に知られた。
2024年11月、モデルのムン・ガビが息子を出産していたことを公表。その2日後、子どもの実父がチョン・ウソンであることが明らかになった。

所属事務所も「ムン・ガビさんがSNSに公開した子どもはチョン・ウソンの実子で間違いない」と認め、「子どもの養育について最善の方法を模索しており、父親として責任を果たす考えだ」と説明した。
2人は2022年に知り合い、ムン・ガビは翌年に妊娠を確認。結婚を前提とした関係ではなかったとされ、2人が夫婦になることはなかった。
チョン・ウソン自身も同年の青龍映画賞で騒動について謝罪し、「すべての叱責は私が受け止める。父親として息子への責任は最後まで果たす」と公の場で語った。
さらにその後、状況をより複雑にしたのが、別の女性との結婚報道だった。

2025年8月、チョン・ウソンが長年交際してきた一般女性と婚姻届を提出したと報じられた。所属事務所はこれについて、「私的な部分のため、会社として公式な立場をお伝えすることができない」とだけコメントし、否定も肯定もしなかった。
そのため、「年下モデルとの間に息子をもうけ、そのモデルとは結婚せず、その後に別の女性との婚姻が報じられた」という流れは、大きな関心を集めた。
同じトップスター、同じ父親。それでも…
もちろん、どちらの家族の形が正しいという話ではない。
ヒョンビンはソン・イェジンとの結婚後に父親となり、家族で過ごす姿がたびたび伝えられてきた。
一方、チョン・ウソンは結婚していない女性との間に息子が誕生し、父として責任を果たすと公言。その後には別の女性との婚姻報道まで飛び出した。
ともに韓国を代表するトップスターであり、息子を持つ父親でもありながら、その「父親になるまで」と「その後」の物語は驚くほど対照的だ。
そんな2人が『メイド・イン・コリア』で再び向き合う。

ヒョンビン演じるペク・ギテは、より大きな欲望を抱き、さらに高みへ進もうとする男。チョン・ウソン演じるチャン・ゴニョンは、すべてを失ったところから復讐を胸に戻ってくる男だ。
劇中では互いに一歩も引かない宿敵。その一方で、カメラの外ではまったく違う家族の物語を歩んできた2人でもある。
そんな現実の背景まで知ったうえで見ると、『メイド・イン・コリア』シーズン2で繰り広げられるヒョンビンとチョン・ウソンの再対決も、少し違った見え方をしてくるかもしれない。
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