韓国・釜山(プサン)の建物から転落死した人物の遺族が、加害者の姉が地上波ドラマに出演していると主張した。
9月3日、韓国の地上波局KBSの視聴者請願掲示板には、「釜山オフィステル転落死の遺族です」という請願が投稿された。
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遺族は、「無念にも愛する娘を失った。娘は、加害者の執拗なストーカー行為に悩まされ続けた末に、結局無念の死を遂げた」として、「あの日以来、私の時間は止まってしまったが、世の中はあまりにも無情で残酷に感じられる」と述べた。
続けて、「加害者の姉は今、KBSの夜の連続ドラマで比重のある役として出演し、テレビの画面の中で泣き笑いしながら、多くの人々に愛されるドラマの女優として何事もなかったかのように活動している」と主張した。
そのうえで、「私の家族は無念の死を迎えたのに、加害者家族の娘は女優として順風満帆だ。どうして世の中はこれほど不公平なのだろうか」と付け加えた。
遺族は、「こちらでは愛する娘を失った親が毎日壊れているのに、その向こうでは何事もなかったかのように日常が続いているという現実がとても苦しい」として、KBSに対し、事実を知らなかったのかについてのコメントと、公営放送局として責任ある対処を要請した。

この請願は、同日17時基準で534人の同意を得た。KBSの視聴者請願は、請願が掲示された日から30日の間で1000人が同意すれば、KBSが30日以内に回答しなければならない。
釜山オフィステル(業務を主な目的としながら、賃貸区画の一部で生活できる建物)転落死事件は、2024年1月に釜山鎮(プサンジン)区のあるオフィステルで、元交際相手A氏と口論をしていたなか、20代女性B氏が転落して亡くなった事件だ。
当初A氏は警察に対し、自身が部屋を出た後に被害者が転落したと話していたが、捜査の結果、被害者を継続的に暴行し、ストーカー行為を働いていた事実が明らかになった。
A氏は、特殊脅迫と財物損壊、退去不履行、ストーカー処罰法違反などの罪で裁判にかけられた。
一審では、懲役3年6カ月とストーカー行為治療プログラム40時間の履修を命じたが、控訴審では懲役3年2カ月に減刑された。


