「日本人女性と結婚していたとしても」
ハリウッド俳優の“ドレスコード無視”が物議を醸している。
9月2日午後、ソウルでは韓国文化にまつわるイベント「CJ NIGHT IN CELEBRATION OF FRIEZE SEOUL」が開催された。
このイベントにはイ・ビョンホン&イ・ミンジョン夫妻、イ・ジョンジェ、ピョン・ウソク、ハ・ジウォン、アン・ウンジン、コ・ス、ユ・ヨンソク、イ・ジヌク、ヨム・ヘラン、イ・ヨンエ、G-DRAGON、キム・ワンソンといった、韓国を代表するスターや財界関係者が多数出席した。
ここにはアンセルも出席。ただ、出で立ちが批判を呼ぶ事態に。日本の伝統衣装である浴衣を着て登場したことから、SNSなどでは「韓国のイベントなのになぜ浴衣を着るのか」「失礼だし、何も考えていないんだろ」「どういうつもりであんな格好で来たのか」など、怒りや困惑の声が出た。
この騒動を受け、誠信(ソンシン)女子大学のソ・ギョンドク教授は4日、自身のSNSでこの件に触れた。

ソ教授は「招待客の中でアンセル・エルゴートは、主催者側の案内を無視し、日本の伝統衣装である浴衣を着て登場した」と苦言を呈した。
同イベントでは、セミフォーマルな服装を意味する「カクテル・アタイア」がドレスコードとして事前に案内されていたという。韓国のライフスタイルやカルチャー、食べ物やお酒などを披露する場でもあっただけに、ソ教授は「残念だ」と指摘した。
さらに「たとえ日本人女性と結婚していたとしても、TPOをわきまえて服装を選ぶのは基本的な礼儀だ」「韓国文化を紹介するイベントで、これ以上このようなことが起きないことを願う」と批判を重ねた。
その上で「わざわざ浴衣を着て登場したのは、あまりにも無礼な行為だ。グローバルスターとしての資質が疑われる」と厳しく批判した。
2017年にはエドガー・ライト監督の『ベイビー・ドライバー』で主演を務め、ゴールデングローブ賞の主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされたこともあるアンセル。今年は、事実婚関係にある日系アメリカ人女性との間に男児が誕生したことを明らかにしている。
2024年に行われた『TOKYO VICE』シーズン2の舞台あいさつでは、流暢な日本語で「東京は本当に最高です」「東京は僕の第2のふるさとになりました」などと語っていたアンセル。自身のインスタグラムでも、これまでたびたび日本に関する投稿をしてきた。

今回の衣装も、日本への親しみから選んだのかもしれない。ただ、ソ教授が指摘したように、どれほど親しみのある文化であっても、訪れた場所やイベントの趣旨に合わせた服装を選ぶことは、国際的な場に立つ俳優として求められる配慮の一つだろう。
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