「海外ではあり得ないことです」
チ・ソヨンが審判との騒動について改めて言及した。
韓国女子プロサッカーチーム、水原FCウィメンに所属するチ・ソヨン(35)は9月7日、天安コリアフットボールパークで愛知・名古屋アジア競技大会の女子韓国代表に合流した。シン・サンウ監督率いる女子代表は10日、日本へと出発する。
チ・ソヨンは8月28日、ソウル市庁とのリーグ戦で、審判との騒動が起きて話題となった。試合中、判定に抗議した際、ペ・ソンヨン主審から生理を指す隠語「ガールズデー」という言葉を投げかけられたというのだ。また、「神経質になっている」と嘲笑するような不適切な発言もあったという。これを受け、韓国サッカー協会(KFA)の審判評価協議体も、ペ審判を懲戒委員会に付議することを決定した。
チ・ソヨンはこの騒動について、「選手として、ここまで大きな問題になるとは思っていませんでした。とても心が重かったです。でも、間違っていることは間違っています。一人の人間の過ちで終わるのではなく、今回のことをきっかけに、審判と選手の間にお互いを尊重し、思いやる気持ちが生まれるきっかけになればと思います。こうしたことが、ほかの選手たちにも二度と起きてほしくありません。教育やコミュニケーションの方法、システムが改善されてほしいです」と訴えた。

最近、KFAの審判副委員長と当事者であるペ主審がチ・ソヨンと面会した。チ・ソヨンは「実際に謝罪はしてくれましたが、謝罪を受けたと言えるかというと、そうは思いません。釈明という印象を受けて、むしろ気持ちが重くなったように思います」と振り返った。
さらに「もし若い選手があの言葉を聞いていたら、何も言えなかったと思います。たまたま私の耳に入ってきましたが、私はこれまで多くの国やリーグでプレーしてきました。あのような発言を聞いたのは初めてで、海外ではあり得ないことです。戸惑いもありました。誰にでもミスはあります。そのミスが二度と起こらないことを願っています」と付け加えた。
今回の騒動を乗り越え、アジア大会に向けて準備を進めているチ・ソヨン。今回が自身にとって通算6度目の出場となる。
「日本という近い場所で開催されるアジア大会で、ワールドカップのような大会です。良い成績を収めるためには、アジアの強豪を倒さなければなりません。これまでメダルの色を変えたことがありません。今回が本当に最後のアジア大会だと思っているので、メダルの色を変えたいという気持ちが強いです」と意気込みを示した。
宿敵の北朝鮮とは、グループリーグ第3戦で対戦する。韓国は2022年杭州アジア大会の準々決勝で北朝鮮と対戦し、1-4で完敗した苦い記憶がある。
チ・ソヨンは「北朝鮮は切っても切れないチームです。いつも私たちと同じグループに入っていて、上を目指すためには北朝鮮を倒さなければなりません。非常にやりにくく、難しいチームです。精神力の勝負になると思います」と意気込みを語った。
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