10代の実の娘に暴行を加え、放置して死亡させたとして起訴された歌手兼ユーチューバーに対し、検察が極刑を求刑した。
9月10日、昌原地裁・晋州支院刑事1部のイ・スンイル裁判長は、殺人などの罪で起訴された40代のA被告の結審公判で、極刑を求刑した。
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A被告は昨年9月、慶尚南道南海郡の自宅で、休学中だった10代の娘に暴行を加えて死亡させた疑いが持たれている。検察によると、A被告は娘を角材で何度も殴った上、熱湯を浴びせてやけどなどの傷害を負わせたとされる。さらに、苦痛を訴える娘を自身の車に長時間放置し、死亡させたとみられている。
A被告は犯行後、娘を車に乗せて南海郡内の病院の救急外来に搬送したが、その時点ですでに死亡していたことが分かっている。娘の状態を不審に思った医療関係者が警察に通報し、捜査の結果、A被告による犯行が確認された。

これを受け、検察は「被告は、娘のせいで社会生活の中で恥をかいたという妄想に陥り、角材で何度も殴った上、頭頂部に熱湯をかけてやけどを負わせた」と指摘。さらに、「裁判が行われていた1年間、反省することなく犯行や責任を否認するなど、情状は極めて悪い。過去に配偶者を暴行した前歴などから見ても、再犯の危険性が高く、永久に社会から隔離する必要がある」として、極刑を求刑した。
一方、A被告側は殺人罪について強く否認。弁護人は「検察の公訴事実は解剖鑑定書を根拠としているが、実験や状況からは異なる結果が出る可能性もある。被害者は過去に家庭内暴力を通報した経歴があるため、実際に激しい暴行を受けていたのであれば、逃げるか、再び通報していたはずだ」として、解剖結果に異議を唱えた。
その上で、「病院への搬送が遅れ、死亡させてしまったことは痛恨の極みだが、殺害する意図はなかった」として、情状酌量を求めたという。
A被告に対する一審判決は10月8日に言い渡される見通しだ。
(記事提供=OSEN)


