男女グループALLDAY PROJECTのメンバー、アニーの一言が、映画料金に関する議論へと発展した。
アニーは、韓国の財閥、新世界(シンセゲ)グループの総括会長イ・ミョンヒ氏の孫であり、新世界会長チョン・ユギョン氏の長女だ。
そんなアニーが、映画の鑑賞料金1万5000ウォン(約1700円)を「妥当だ」と述べると、ネット上では、財閥の基準と体験の価値を巡って、反応が分かれた。
ALLDAY PROJECTの公式YouTubeチャンネルには、「LEARNING CREW-映画」(原題)というタイトルの動画が公開された。
メンバーたちは、最近の映画館での鑑賞料金について議論した。メンバーのターザンは、「映画のチケット代が1万5000ウォンだが、動画配信サービスの1カ月分の料金に近い。配信サービスでは、より多く見ることができる」と劇場での鑑賞料金に対する負担に言及した。

ゲストとして登場した音楽プロデューサーHukky Shibasekiは、反対の立場だった。彼は、映画館に行く行為そのものを1つの体験として捉えた。
ポップコーンを買い、劇場の椅子に座って、ほかの観客と同じ画面を見るすべての過程にお金を払っているという趣旨であった。それとともに、「それが1万5000ウォンなら良いと思う」と語った。
アニーもこれに賛成した。彼女は、「チケット代は妥当だと思う」と自身の考えを明かした。
一方で、メンバーのウチャンは「最近高くなった」とリクライニングシート付の座席や4Dなどの特別料金まで取り上げた。
短い会話であったが、ネット上の反応は長く続いた。特に、アニーが財閥家出身であるということと、1万5000ウォンを「妥当な価格」と評価したことが相まって、物価上昇の実感に対する議論へと拡大した。

左からウチャン、アニー、ターザン
関連する記事には、「庶民の基準では7000~1万ウォン(約790~1100円)が妥当だ」「財閥の基準で見れば妥当だろう」というコメントが多くの共感を得た。
「庶民は金額を重視し、財閥家の娘は体験を重視するようだ」という反応も見られる。
その一方で、アニーの意見に賛成する声もあった。「20年前は映画代が7000~1万ウォンぐらいだったが、今の1万5000ウォン(約1650円)が高すぎるのかは分からない」「映画館でしか感じられない雰囲気まで考慮すれば、1万5000ウォンが高いとは思わない」という反論だ。
鑑賞料金そのものより、コンテンツが問題だという指摘もあった。「映画が面白ければ、1万5000ウォンも惜しくない」「値段より、お金と時間を使うに値する作品が足りていないのが問題だ」という反応だ。
◇アニー(ANNIE)プロフィール
2002年1月23日生まれ、本名ムン・ソユン。韓国の財閥序列11位(2025年現在)である「新世界グループ」のイ・ミョンヒ総括会長の孫で、チョン・ユギョン会長の長女。小学校卒業後はアメリカに留学し、コロンビア大学に進学した。2024年2月、THEBLACKLABELの練習生らと一緒にいる写真が出回り、話題に。2025年6月23日、5人組の男女混合グループ「ALLDAY PROJECT」のメンバーとしてデビューした。


