北朝鮮と中国のアジア大会男子サッカー初戦は、中国の逆転勝利に終わった。
9月16日、愛知のウェーブスタジアム刈谷で行われた愛知・名古屋アジア大会男子サッカーのグループB第1節では北朝鮮と中国が対戦し、中国が2-1で逆転勝利を飾った。
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この結果、第1節を終えたグループBの順位は1位イラン(勝ち点3・得失点差+3)、2位中国(勝ち点3・得失点差+1)、3位北朝鮮(勝ち点0・得失点差-1)、4位UAE(勝ち点0・得失点差-2)となった。


試合序盤に主導権を握ったのは中国。前半10分にカウンターから決定機を迎えたが、こぼれ球を拾って放ったシュートは大きく枠を外れた。22分には背番号10を背負う19歳ワン・ユードンがゴール前で相手DFをかわして狙うも、得点には至らない。
中国が攻勢を強める中、先にネットを揺らしたのは北朝鮮だった。27分、ゴール前の混戦からこぼれた球をチェ・グクが押し込んで先制。直後、会場に駆けつけた在日コリアンなど約300人の応援団から大歓声が沸き起こった。
勢いに乗る北朝鮮は36分、右サイドの崩しから10番リ・イルソンがゴール左隅を狙うもわずかに枠の外へ。42分にはオーバーエイジ枠のペク・チュンソンが右サイドを突破してシュートを放ったが、こちらもゴールを捉えきれなかった。

しかし44分、中国が同点に追いつく。ペナルティエリア内でジャン・ユイニンが放ったループ気味のシュートがそのまま吸い込まれ、1-1で前半を折り返した。
後半は追いつかれた北朝鮮が攻勢を強め、勝ち越しを狙って積極的にシュートを放つ。だが23分、後方からのロングボールをジャン・ユイニンが頭でエリア手前に落とすと、キャプテンのウー・シーが絶妙なループシュートを沈めた。OA枠に選ばれた37歳ベテランの冷静な一発で、中国がついに逆転に成功する。
その後は中国が試合をコントロール。北朝鮮も同点ゴールを狙って猛攻を仕掛けたが、36分にはペク・チュンソンがペナルティエリア隅から放ったシュートがポストを叩く不運に見舞われた。応援団の熱い声援に後押しされた北朝鮮は試合終盤に波状攻撃を展開したものの及ばず、中国が2-1で逃げ切った。

グループB第2節は9月20日に同じくウェーブスタジアム刈谷で行われ、14時からイラン対中国、19時から北朝鮮対UAEの試合が開催される。
(文=姜亨起/ピッチコミュニケーションズ)
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